日本賃貸保証がPKSHAのAI SaaS導入 電話窓口業務の改革推進
賃貸借の保証事業を展開する日本賃貸保証株式会社は、株式会社PKSHA TechnologyのAI SaaSを導入し、電話窓口業務の改革を推進しました。増加する問い合わせ対応や受付業務の負担を軽減し、よりきめ細やかな入居者支援の実現を図ります。

人とAIの協働を目指す導入の狙い
日本賃貸保証株式会社は1995年に賃貸保証システムを立ち上げ、現在は約60万人の利用者を抱えています。今回のAI導入について、同社代表取締役の梅田真理子は、AIによる完全自動化ではなく人とAIの協働が目標であるとしたうえで、定型的な業務をAIに任せることで、人が本来持つ温かみや判断力を利用者の困りごとに寄り添う時間へ充てることが重要であるとの考えを示しています。
2つのAIツールによる窓口業務の効率化
業務拡大に伴い、支払いに関するサポート業務は月間4.3万件に達して担当者の負荷となっていたほか、住宅設備のトラブルに対応する24時間365日の駆け付けサービス窓口でも複雑な入力作業がオペレーターの負担となっていました。こうした課題に対し、同社は適材適所でAIツールを活用しています。
お支払いサポート業務においては、PKSHA VoiceAgent(パークシャボイスエージェント)を導入し、月間4.3万件の架電の一部をAIが代行しています。初期の状況確認などをAIが担う体制を整え、自動音声には季節の挨拶を盛り込む配慮も施されています。

また、駆け付けサービスの受付窓口にはPKSHA Speech Insight(パークシャスピーチインサイト)を導入しました。音声認識AIが通話内容をテキスト化し、生成AIが自動で要約を行うことで事務負担を約30%軽減させており、オペレーターが利用者の不安や要望を丁寧に聞き取る業務に集中できるよう配慮されています。
審査業務や生活相談への展開を見据える今後
同社は今後、2028年の基幹システム刷新を見据え、審査業務や生活相談の現場にもAI活用の幅を広げる計画です。テクノロジーと人の対応を組み合わせることで、安心して暮らせる社会づくりへの貢献を目指すとしています。
各社概要
日本賃貸保証株式会社
- 社名:日本賃貸保証株式会社
- 代表:代表取締役 梅田 真理子
- 本社所在地:〒292-0067 千葉県木更津市中央3丁目4-23
- 資本金:1億円
- 事業内容:賃貸住宅の保証事業
- HP:https://jid-net.co.jp
株式会社PKSHA Technology
- 会社名:株式会社PKSHA Technology
- 所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
- 代表者:代表取締役 上野山 勝也
- URL:https://www.pkshatech.com/
本記事は日本賃貸保証株式会社の発表をもとに作成しています。
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