ちくご川コミュニティ財団、遺贈寄付1億円による千幸こども基金で奨学生22名採択
福岡県久留米市の公益財団法人ちくご川コミュニティ財団は、福岡市の故・堀田幸千子様からの1億円の遺贈寄付をもとに、2026年5月23日に子ども・若者を支援する「千幸こども基金」を設立した。同基金において、不登校の子どもたちがフリースクールなど自分に合った学びの場を選べるよう支える奨学金事業を実施し、2026年9月に22名の奨学生が採択された。今後は困難を抱える子ども・若者やその家庭を支える地域団体向けの助成事業も開始する。
基金の設立背景と名前に込められた願い
千幸こども基金は、故・堀田幸千子(ほった・さちこ)様から公益財団法人ちくご川コミュニティ財団に託された1億円の遺贈寄付をもとに設立された。寄付者の想いや希望する支援テーマを基金の名称や目的に反映し、財団が継続的に運営する「冠基金」としての位置付けとなる。
基金名の「千幸(せんさち)」には、遺贈者である幸千子様の名前と、「2030年までに、幸せを千人の子どもに届ける」という願いが込められている。一人が人生の中で築いた財産と思いを地域の未来につなげ、継続的な子ども・若者支援へと展開することを目指している。
奨学金事業と地域団体への伴走支援
同基金は単発の寄付として資金を使うのではなく支援を継続するため、「奨学金」と「地域団体への助成・運営支援」の2つを活動の柱としている。
奨学金事業は、学校に行けない・行かない不登校の子どもたちを対象とする。フリースクールやオルタナティブスクール、ホームエデュケーションなど多様な学びの場を利用する際の費用負担を軽減し、家庭の経済状況だけで選択肢を諦めることがないよう支援する。対象地域は、福岡県全域、佐賀県東部、大分県日田市、熊本県小国町・南小国町・荒尾市などの「筑後川関係地域」で、2026年9月に22名の奨学生が誕生した。
また、困難を抱える子ども・若者やその家庭を支えるNPO・市民団体への助成では、活動資金の提供にとどまらず、必要に応じて広報や資金調達、組織運営についても財団が継続支援を行う「伴走支援」を実施する。活動を続けられる団体や地域の仕組みそのものを育てていく方針だ。
2030年に向けた支援目標と遺贈寄付の相談窓口
千幸こども基金では、2030年までに地域団体への助成・支援でのべ20団体、奨学金事業で100人規模の子ども・若者への支援を目標に設定している。子どもたちへの直接的な支援に加え、家庭を支える地域の団体や仕組みの育成を進める。
ちくご川コミュニティ財団では、一人の方が遺した財産が亡くなった後も地域の子どもたちを支え続ける選択肢の一つとして、人生の中で築いた財産を地域や社会のために遺す「遺贈寄付」の相談を受け付けている。
公益財団法人ちくご川コミュニティ財団の概要
- 所在地: 福岡県久留米市梅満町563
- TEL: 0942-34-5600 (受付 午前9時半〜午後5時)
- FAX: 0942-34-5777
- E-Mail: info@c-comfund.com
- お問い合わせフォーム: https://c-comfund.com/contact.html (お問い合わせ種別は「その他」を選択)
- 遺贈寄付ストーリーURL: https://c-comfund.com/support/legacy.html
本記事は公益財団法人ちくご川コミュニティ財団の発表をもとに作成されています。
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