再春館製薬所、使用済み容器を知育プロジェクトに活用

株式会社再春館製薬所は、使用済み化粧品容器を子どもたちの創造性を育む「発明のモト」プロジェクトに再活用する取り組みを開始した。同社は、自然・人・社会の循環を目指す理念のもと、自然との共生・サステナビリティ活動に積極的に取り組んでいる。

今回の取り組みでは、同社の基礎化粧品「ドモホルンリンクル」の使用済み容器を、株式会社SHONAIが運営する児童教育施設KIDS DOME SORAI(キッズドームソライ)に提供。子どもたちの工作・発明の資材として活用される。容器回収は、東京、大阪、福岡の百貨店内にあるドモホルンリンクル常設店舗で5月中旬以降に開始される。

SORAIは、「ツクルで世界は変わる」をコンセプトに、子どもたちの創造性や自主性を育むことを目的とした児童教育施設だ。世界的な建築家、坂茂氏が設計を手掛け、2018年に山形県鶴岡市の「鶴岡サイエンスパーク」内に誕生した。

再春館製薬所は、「発明のモト」への協賛を通して、子どもたちが自由な発想で個性を伸ばし、成長していける環境づくりを支援していく方針だ。同社は、「自然から恩恵を享受する企業」として、”恩返し”につながる活動に取り組んでおり、今回の使用済み容器の再活用も、持続可能な社会を構築する一助となることを目指している。