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リクエスト、国内外の文献や実践をまとめたアート思考の現在地。を無料公開

リクエスト株式会社は、アート思考を学びたい人や教育、仕事への導入を検討する人に向け、ウェブコンテンツ「アート思考の現在地。」を「知と実践」で無料公開した。国内外の主要文献や実践をたどり、異なる考え方やその背景、現在の研究を一つのページで読み比べられるように構成されている。2026年9月3日に公開された基礎資料を起点に、研究と原典の確認を重ねて内容を更新する場として展開している。

目的や方法に応じた5つの文脈から整理

アート思考に関わる活動は、導入する目的によって方法や確かめる変化が異なる。公開されたページでは、原典を比較した同社の整理として、以下の5つの文脈から全体を見渡せるようになっている。

  • 美術教育・鑑賞――観察、表現、他者との対話から、ものの見方や考え方を育てる
  • 組織・リーダーシップ開発――芸術を用いた体験から、自分・他者・組織を捉え直す
  • 創造とビジネスの両立――時間や予算の制約の中に、不確かな構想を育てる余地をつくる
  • 起業・経営教育――制作・批評・展示を通して、既存の前提や常識を問い直す
  • 学校教育・学習環境――芸術や創造性を手がかりに、授業のつくり方を考える

イラストや図解を通して活動の違いを把握し、関心のある文脈の説明や出典へと進むことができる。複数の文脈にまたがる実践も紹介されている。

1998年以降の展開と7本の研究を掲載

歴史の見取り図には、1998〜2026年の19項目が掲載されている。国内外の美術館における鑑賞教育や芸術と組織の関わり、創造を支える考え方、日本の書籍や教育実践、近年の研究などを並べてたどることができる。

例えば、Amy Whitakerが論じる創造とビジネスの関係、BureauとTectinによる制作を通じた実践、AcasoとMegíasによる教育の提案など、同じArt Thinkingという名称でも中心となる問いの違いが取り上げられている。日本国内においても、美意識と経営判断、自身の関心からの探究、鑑賞や制作など、複数の入口から広がっている状況が示されている。

また、現在の研究として7本が掲載されている。アート思考を直接扱う研究と、芸術を用いた学習・リーダーシップ開発などの関連研究を分け、誰を対象に何を調べ、どこまで分かったのかを記載している。著者の提案、現場の実践、研究で確認された変化を読み分けながら原典を確認できる。

毎月28日に研究や原典を確認して更新

同社は毎月28日に国内外の研究や公式資料を確認し、必要に応じて文献の追加や説明の見直し、更新履歴への反映を行うとしている。ページには確認日と出典を示し、継続して読み返せるように運用される。

2026年10月29日時点では、日本語・英語の公開論文・要旨と、著者・美術館・大学・出版社の公式資料を中心に整理されている。日本・北米・欧州の主要文献と実践を起点に、確認できた原典に応じて内容を補っていく方針だ。なお、2026年9月3日公開の基礎資料(全26ページ)のPDFも閲覧可能となっている。

公開ページ:https://chi-to-jissen.requestgroup.jp/guide/art-thinking-current

リクエスト株式会社は、980社・33.8万人の働く人のデータを基盤に組織行動科学®の研究や教育開発を行っている。

  • 会社名:リクエスト株式会社
  • 代表者:代表取締役 甲畑 智康(こうばた ともやす)
  • 所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
  • 事業:組織で働く成人の研究と教育開発
  • 公式サイト:https://requestgroup.jp/

本記事はリクエスト株式会社の発表をもとに作成しています。

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