人的資本経営推進協会、信念とプロセスでつなぐCHRO論全3本をグロービス協力で公開
一般社団法人人的資本経営推進協会は、株式会社グロービスの協力のもと、全3本の記事「信念とプロセスでつなぐCHRO論」を公開しました。同協会が主催するコミュニティ「ARCH」(Accelerating and Raising Corporate value through Human capital management)の研究員によるCHROへのデプスインタビューと考察をまとめた内容となっています。


経営戦略と人材戦略の連動の実態を紐解く
人的資本経営において「経営戦略と人材戦略の連動」が求められる一方、人事の現場では組織への落とし込みに対する課題を抱える声があります。2026年3月23日に内閣官房・金融庁・経済産業省が公表した「人的資本可視化指針(改訂版)」でも、経営戦略と人材戦略の連動に向けた具体的な考え方が追記されています。
ARCH研究員が所属する企業には創業者が経営をリードする成長企業が多く、トップマネジメントと人事部門の距離が近いため本来あるべき連動が起きやすいという特徴があると考えられています。そうした取り組みを分解して捉えることで企業規模や組織フェーズを問わず応用可能な学びが得られるという仮説のもと、人材戦略をリードする関係者へのデプスインタビューと研究会での議論を通じて連動の正体を紐解きました。
整理されたフレームワークではなく地道なプロセス
議論とインタビューを通じて浮かび上がったのは、経営戦略と人材戦略の連動は整理された美しいフレームワークで実現するものではないという実態です。
論理で動く経営判断と感情を持つ人間という異なる要素を、言葉や時間軸を調整しながら統合していく地道で粘り強いプロセスの積み重ねであり、そのプロセスを前に進めるのは洗練された戦略論ではなく人の可能性を信じ抜く信念であることが各社の実践から見えてきたとしています。
公開記事の一覧
公開された記事では、現場のストーリーをもとに経営戦略と人材戦略をつなぐための本質が紐解かれています。公開された各記事のタイトルとURLは以下の通りです。
- 人的資本経営における経営・人事の戦略「連動」――信念とプロセスでつなぐCHRO論 #1
https://globis.jp/article/0lnslbbk9/
- なぜ経営と人事は分断するのか――信念とプロセスでつなぐCHRO論 #2
https://globis.jp/article/g786alv8vzr/
- 経営者と対等な視点を持つ人事の「資質」とは――信念とプロセスでつなぐCHRO論 #3
https://globis.jp/article/4vw3quvy280a/
参加研究員と協会の概要
ARCH研究員および事務局の構成、ならびに協会の概要は以下の通りです(肩書きは取材当時のもの)。
【人的資本経営推進協会 研究員】
- 井出 日彦:株式会社グッドパッチ 執行役員 CHRO
- 伊東拓真:iYell株式会社 執行役員CHRO
- 井上 陽介:株式会社グロービス ブランディング&マーケティング・コミュニケーション マネジング・ディレクター
- 内丸 泰昭:株式会社うるる 執行役員 Co-CFO
- 勝並 明子:株式会社アイスタイル 執行役員 兼 ヒューマンリソースセンター センター長
- 鎌苅亮介:株式会社シーユーシー 執行役員
- 上岡 隆:株式会社SHIFT 人事本部 VPoHR
- 田中 伸明:株式会社イー・ファルコン 代表取締役
- 冨樫 智昭:株式会社リンクアンドモチベーション 特任執行役員
- 永島 寛之:中央大学 客員研究員
- 野澤 比日樹:株式会社ZENKIGEN 代表取締役CEO
- 原田信也:株式会社丸井グループ 人事部長
- 藤田 大洋:株式会社People Centered 代表取締役
- 堀田陽平:TMI総合法律事務所 アソシエイト(弁護士)
- 三浦 健吾:株式会社うるる 人事部長
- 結城 賢治:株式会社クイック 上席執行役員CHRO
【ARCH事務局】
- 山永 航太
- 青山 雅子
- 横山 竜也
- 紙谷 和彦
【一般社団法人人的資本経営推進協会】
- 所在地:東京都港区
- 代表理事:野澤 比日樹、佐々木 裕子、松林 大輔
- 設立日:2022年10月17日
- URL:https://hc-m.org/
本記事は一般社団法人人的資本経営推進協会の発表をもとに作成されています。また、本文中の指針に関する情報は内閣官房・金融庁・経済産業省の公表情報に基づいています。
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