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法隆寺地域の仏教建造物の検索動向、韓国が首位 アウンコンサルティング調査

AIマーケティングやグローバルマーケティングなどの事業を展開するアウンコンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役CEO:信太 明、東証スタンダード:2459)は、日本の世界文化遺産である「法隆寺地域の仏教建造物」に関する関心動向調査の結果を公表しました。世界32カ国・地域を対象にGoogleキーワードプランナーによる推定検索数を参考に集計したもので、国・地域別では韓国が首位となりました。なお、この調査結果は実際の来訪者数、予約数、認知度、来訪意向を直接示すものではありません。

韓国が検索数首位、2026年1月に前月比約5倍を記録

「法隆寺地域の仏教建造物」に関連するキーワードの検索数を集計した結果、上位5カ国・地域は韓国、台湾、アメリカ、香港、中国の順となりました。

首位となった韓国では、2026年1月に検索が集中して年間の約31%を占め、前月比では約5倍の推移を見せました。キーワード別では「法隆寺」が前月からの増加分の約9割を占めたほか、「法隆寺 金堂壁画」も同じ時期に検索が増加しました。2026年1月14日に高市早苗首相と韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が法隆寺を訪問しており、外務省によると両首脳は百済観音像や玉虫厨子を拝観し、焼損した金堂壁画も鑑賞したとされています。同社は、両首脳の訪問に伴う情報発信や報道が検索増加の背景の一つとなった可能性があるとしています。

また、日本政府観光局(JNTO)の統計によると、2026年1月の訪日韓国人数は前年同月比21.6%増で単月の過去最高を記録しました。年末年始の休暇や翌2月の旧正月休暇に向けた旅行情報の収集なども、法隆寺関連の検索増加に関係した可能性があると分析されています。

台湾やアメリカでも旅行シーズンに関連した検索動向

2位の台湾では、2026年1月と3月に検索が多くなりました。「法隆寺」のほか、「法隆寺 五重塔」「法起寺」など構成建造物や寺院への検索も見られます。JNTOの統計では、台湾からの訪日外客数は2026年1月に単月過去最高を記録し、3月も同月として過去最高となっています。1月は翌2月の旧正月休暇に向けた旅行計画、3月は桜の季節に向けた情報収集などが動向に関係した可能性があるとみられています。

3位のアメリカでは、2025年10月と2026年3月に検索が多くなりました。秋と春の双方に検索の山が見られ、2025年10月の紅葉シーズンの始まりや、2026年3月の桜の季節、春休み、4月のイースター休暇に向けた旅行計画などが表れた可能性があるとしています。アメリカでは「玉虫厨子」「百済観音」なども検索されており、仏教美術や文化財に関する情報を調べる動きも見られました。

キーワード別の集計では、「法隆寺」が全体の約87%を占めました。次いで「玉虫厨子」「百済観音」「法起寺」「法隆寺 金堂」「法隆寺 五重塔」「法隆寺 金堂壁画」が上位に入っています。

寺院名だけでなく文化財への検索も確認されています。奈良県斑鳩町の「法隆寺地域の仏教建造物」は1993年に世界文化遺産に登録され、法隆寺と法起寺にある48棟の木造建造物から構成されており、7世紀後半から8世紀にさかのぼる建造物も含まれます。東院伽藍の夢殿に安置される国宝「救世観音像」は、奈良県の公式解説によると明治期にアーネスト・フェノロサを中心とする調査団が開扉を求めた際、僧侶が200年間開かれたことがないとして難色を示した歴史があります。文化財としては「百済観音」と「救世観音」は異なる仏像であり、歴史や安置場所も異なります。

また、「法隆寺駅」「法隆寺 拝観料」「法隆寺 アクセス」など訪問前の情報収集に関わるキーワードも見られましたが、検索数は実際の訪問予定や行動を示すものではないとしています。

保存と公開への取り組みが続く法隆寺金堂壁画

法隆寺金堂では1949年1月26日に火災が発生し、壁画が焼損しました。この出来事は1950年の文化財保護法制定の契機となり、1955年には火災の日にちなんで毎年1月26日が「文化財防火デー」と定められました。

焼損した壁画は現在も保存されており、法隆寺では2015年に保存活用委員会を設置して科学的な調査を継続しています。2026年7月17日には、金堂壁画と焼けた部材の恒久的な保存、将来の一般公開に向けた活動を支えるクラウドファンディングを発表しました。

調査概要

  • 調査趣旨:法隆寺地域の仏教建造物(世界文化遺産)に関する検索動向調査
  • 対象国・地域:OECD加盟主要国を中心にアウンコンサルティングが選定した世界32カ国・地域(北欧4カ国:フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク/湾岸協力会議(GCC)6カ国:サウジアラビア、クウェート、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーンを含む)
  • 対象キーワード:アウンコンサルティングが選定した法隆寺地域の仏教建造物関連の主要キーワード
  • 調査対象時期:2025年10月~2026年9月
  • 分析項目:国・地域別の検索ボリュームおよびランキング
  • 調査方法:Googleキーワードプランナーを用いた国・地域別の検索データ集計、関係機関による公的資料・公式情報を基にアウンコンサルティングが独自分析

本記事はアウンコンサルティング株式会社の発表をもとに作成されています。

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