J-CAT、大阪・淀屋橋の芝川ビルを舞台にしたOtonami体験プランを公開
J-CAT 株式会社は、同社が運営する体験予約サービス「Otonami」において、大阪・淀屋橋にある国の登録有形文化財「芝川ビル」を舞台とした体験プランを公開した。昭和初期の建築美や歴史から着想を得た、和菓子づくり、刺繍、色鉛筆画、ペン字の4つの体験プランを第一弾として展開する。
昭和初期の名建築と歴史に着想を得たプラン
芝川ビルは1927(昭和2)年に竣工した、古代中南米の幾何学装飾レリーフやヨーロッパ風の意匠が特徴の登録有形文化財である。1929(昭和4)年には花嫁学校「芝蘭社家政学園」が開校し、女性たちが教養や手仕事を学んだ歴史を持つ。
今回の体験プランは、かつて学びの場であった同建物の背景を汲んで企画された。和菓子は建物の幾何学レリーフやアーチ、刺繍は装飾タイル、色鉛筆画は建物の雰囲気に合う「レトロ雑貨」を題材とし、ペン字は花嫁学校で習字が学ばれていた歴史につながる内容となっている。


復元された4階「モダンテラス」が会場


体験の会場となるのは、芝川ビル4階の「モダンテラス」である。かつて竣工当時の人々が憩った屋上テラスとアーチ状の回廊(ポルティコ)を備えた空間で、戦後の増築を経て当時の写真をもとに復元された。

各プランは定期的にテーマが変更される設計となっており、和菓子は2ヶ月ごと、色鉛筆画は月ごとにテーマが替わり、刺繍とペン字は回を重ねるごとに題材が広がる。参加条件はいずれも1名から予約可能(最少催行人数2名)で、対象年齢は13歳以上(18歳未満は保護者同伴)、予約期限は開催の7日前までとなっている。


各分野で実績を持つ4名の講師陣が担当
各プランの講師・提供者には、それぞれの分野で活動する作り手が参画している。
- 和菓子づくり:「御菓子司 吉乃屋 松原」店主の中西信治氏。全国菓子大博覧会などのコンテストでの受賞歴を持ち、テレビドラマの和菓子監修や「2025年大阪・関西万博」のお菓子開発などを手掛けている。
- 刺繍:「itomomi」を主宰する刺繍家の小林智美氏。「こぎん刺しのおしゃれ小物 きほんの伝統柄から作る」(学研プラス)や雑誌「美しいキモノ」への作品掲載、京都の着物ブランド「貴久樹」とのコラボレーション実績がある。
- 色鉛筆画:色鉛筆画家の渡辺美香子氏。1985年にシルクスクリーン版画家として活動を始め、1996年に色鉛筆画家へ転身。国内外で180回を超える企画展を開催し、2018年にはNHK BSプレミアム「美の壺」に出演、2009年からは「MIKAKOメソッド」による教室を開講している。
- ペン字:書家の鈴村香華氏。2000年にペン字学会に入会し2008年に師範資格を取得。2015年に名古屋で「品格の上がる美文字塾」を開講後に関西へ拠点を移し、大阪市中央公会堂や百貨店などで年間1,000人以上を指導している。
運営会社概要


プランをプロデュースしたJ-CAT 株式会社は、国内向けサービス「Otonami」やインバウンド向けサービス「Wabunka」などの観光体験ブランドを展開している。
- 代表:代表取締役CEO/Founder 飯倉 竜
- 所在地:東京都港区芝公園2丁目11番1号 住友不動産芝公園タワー16階
- 事業内容:観光体験ブランド「Otonami / Wabunka」の企画・開発・運営、法人・団体向けカスタマイズ型イベントの企画・運営、行政・法人向け地域資源活用型コンサルティングおよびプロジェクト受託
本記事はJ-CAT 株式会社の発表をもとに作成。
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