リコージャパン、セキュアと連携した顔認証入退室管理を10月29日より販売開始へ
リコージャパン株式会社は、株式会社セキュアと連携し、クラウド型の顔認証による入退室管理システム「SECURE AC Cloud サブスク for RICOH」を10月29日より販売開始します。拠点のセキュリティ強化に向けた顔認証の需要に対応し、小規模拠点や限定的な範囲でもスムーズに導入できる仕組みを整えました。機器レンタルからクラウド利用、保守までを含むサブスクリプション形式で提供されます。
導入時のコストや期間といった課題を背景に開発
拠点の入退室管理は、SCS評価制度をはじめとするセキュリティ評価や認証・監査における要求事項とされています。多くの企業が対応を進めるなか、ハンズフリーで迅速に認証が行える点や、入館証などのカード管理が不要になる点から、顔認証システムへの関心が高まっています。
一方で、顔認証システムは認証端末とあわせて施工が必要となり、拠点の設備状況や導入内容によって導入コストが大きく変動する傾向があります。費用の算出には現地調査や見積もりが必要となり、実運用の開始までに数か月の期間を要することが多い状況でした。特定拠点の出入口やサーバールームのみを厳格に管理したいといった限定的な導入を希望する企業では、価格や期間の調整コストが障壁となり、導入を断念する事例も見られていました。
定額施工とサブスクリプションで導入負担を軽減
「SECURE AC Cloud サブスク for RICOH」は、セキュアが提供するクラウド型入退室管理「SECURE AC Cloud」に、顔認証デバイスと保守サービスを組み合わせたサービスです。リコージャパンが顧客対応で得た知見をもとに開発されました。
「1扉1台」「1扉2台」を基本単位としており、同社が定める設置条件に適合する場合は、現地調査が不要となる定額施工が可能です。これにより、約1か月で運用を開始できる体制を整えています。機器一式、クラウド、保証を含む定額サブスクリプションの料金体系を採用し、買い切り型と比較して初期負担を抑えられる仕様となっています。
提供価格と今後の展望
本サービスの価格体系と主な内容は以下の通りです。
- 商品名:SECURE AC Cloud サブスク for RICOH
- 価格形態:初期費用(定額の工事費)、サブスクリプション(機器一式レンタル、クラウドサービス利用料、保守費用)
- 初期費用:180,000円~(扉数および認証端末数の組み合わせに応じて変動)
- サブスクリプション(年額):229,800円~(導入デバイスの種類や数に応じて変動)
リコージャパンは今後について、自社が持つフィジカルセキュリティ分野の提案力と導入体制に、セキュアの専門的な知見やシステムインテグレーションのノウハウを掛け合わせ、より高度なサービスの創出に取り組むとしています。全国約100万事業所の中堅・中小企業の顧客に向け、空間の価値を発揮できるワークプレイス構築への貢献を目指しています。
会社概要
東京都港区芝3-8-2 芝公園ファーストビルに本社を置くリコージャパン株式会社は、代表取締役 社長執行役員 CEOを笠井 徹が務めています。1959年5月2日に創立され、2026年4月現在の従業員数は17,088名、拠点数は337拠点となっています。各種画像機器やICT関連商品の販売、サポート・保守サービス、システムインテグレーションなどを展開しています。
本記事はリコージャパン株式会社の発表をもとに作成されています。
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