営業職の76.9%が休日対応を経験 発生源は上司連絡が最多 9E調査
株式会社9Eは、アイブリッジ株式会社が展開するセルフ型アンケートツールFreeasy(フリージー)を用い、全国の20〜30代(24〜34歳)の営業職経験者160人を対象に「営業職の休日・顧客対応の実態調査」を実施した。調査結果によると、76.9%が休日の顧客対応を経験しており、発生源としては顧客から直接よりも上司やチームからの連絡が上回った。また、休日や働き方の実態を理由に53.8%が転職や退職を検討した経験を持つことが明らかになった。
休日対応の経験者は76.9% 業務内容は連絡対応が中心
営業職として働いていた(働いている)職場で、休日の顧客対応がどのくらいの頻度であったかを尋ねたところ、「月2〜3回(35.6%)」が最多で、次いで「ほぼ毎週(26.3%)」となった。「月1回程度(9.4%)」「数ヶ月に1回(5.6%)」を合わせると、76.9%が休日の顧客対応を経験しており、月2回以上の頻度に限っても約6割を占めた。「なかった」との回答は23.1%にとどまった。
休日に実施していた業務内容は「チャット・LINE返信(45.5%)」「メールチェック(42.3%)」「メール返信(39.8%)」「電話対応(37.4%)」が上位となった。これらに加え、「オンライン商談(26.8%)」「資料・見積作成(22.0%)」も2割台となった一方、「クレーム対応」は10.6%にとどまり、緊急対応ではなく通常の業務が休日に継続して発生している実態がうかがえる。
連絡の発生源は「上司・チーム」が最多 ルールが曖昧な職場は37.5%
休日対応の発生源については、「上司・チームから連絡が来た(51.2%)」が最も多く、「顧客から直接連絡が来た(31.7%)」を約20ポイント上回った。さらに「自分から自主的に確認・返信していた(37.4%)」「目標・ノルマの進捗不安で確認せずにいられなかった(28.5%)」が続いている。


休日や業務時間外の対応に関する社内ルールは、「明確なルールあり(対応が義務)」と「明確なルールあり(対応不要が原則)」がともに31.3%となった。一方で「暗黙の了解で対応が期待されていた(10.6%)」「ルールはなく各自の判断(11.9%)」「わからない・覚えていない(15.0%)」を合算した37.5%では、明確な取り決めがないまま運用されていた。



休日の対応に対する対価としては、「評価・インセンティブに反映(46.3%)」が最も多く、「休日出勤・残業手当の支給(35.0%)」「成果・売上に直結するだけ(29.3%)」「代休取得可(22.0%)」の順となった。「対価はなかった」とする回答も9.8%存在した。
休日に顧客対応をしないで過ごせていたかという心理面への質問では、「全く気にせず休めていた」は21.9%にとどまった。「休めるが後ろめたさがあった(31.3%)」「翌日への影響が不安で確認してしまう(22.5%)」「常に稼働を求められている感覚があり休めていない(9.4%)」を合わせ、6割を超える層が完全に休息できていない状態にあった。対応が発生した場面としては「旅行・レジャー中(38.2%)」「家族・友人との食事中(26.8%)」「深夜・早朝(21.9%)」が上位となっている。




休日や働き方の実態が転職や退職を検討する理由になったかについては、「大きな理由の一つだった(16.9%)」と「一因として影響した(36.9%)」を合わせて53.8%と過半数に達した。職場選びで「休日・時間外対応の少なさ」を重視する割合も「非常に重要(33.8%)」「重要(26.3%)」の合計で60.0%にのぼっている。一方で「休日対応は仕方なく不満はない(18.1%)」とする回答や、重要度を「どちらとも言えない(30.0%)」とする層も見られた。
調査概要
- 調査名:営業職の休日・顧客対応の実態調査
- 調査対象:全国の24〜34歳の男女(営業職経験者)
- 調査期間:2026年10月14日〜10月16日
- 調査方法:インターネット調査(セルフ型アンケートツール「Freeasy」を使用)
- 有効回答数:160名(男性85名/女性75名)
本記事は株式会社9Eによる調査の発表をもとに作成されています。 (該当記事:https://www.9e-career.com/column/sales/article00176/)
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