ファインズ、HR事業を本格化 新会社設立やM&Aで総合DX支援企業へ展開
株式会社ファインズは2026年9月29日、2026年6月期にM&Aにより進出したHR領域を本格化し、従来のDX事業だけでなく「総合DX支援企業」として事業を展開すると発表した。同社は2026年9月より、デジタル支援と人材紹介・採用代行というリアルの支援を組み合わせ、「DX事業」と「HR事業」の2本柱で企業の経営課題に向き合うグループ体制へ本格移行した。さらに2026年10月6日には、求人広告運用や採用イベントなどを手がける新会社「株式会社ヨクスル」を設立する。

中小企業の人手不足とDX推進の課題に対応
少子高齢化と生産年齢人口の減少により多くの企業で人手不足が深刻化するなか、中小企業や地方企業では採用難と採用コストの高騰が大きな経営課題となっている。推進を担う人材や知識の不足からDXに踏み出せない中小企業も少なくなく、人手不足が企業のDX推進そのものの妨げにもなっているという。
株式会社ファインズはこれまで、動画やWebサイト、SNSを活用した採用マーケティングを通じて企業の採用活動を支援してきた。今回、その知見をもとに人材の紹介から採用業務の代行まで、より直接的な人材獲得の支援へと領域を広げることで、採用成功に向けた支援体制を強化する。
人材紹介2社のグループ化と新会社「株式会社ヨクスル」の設立
同社は2026年1月、モビリティ領域のエッセンシャルワーカー紹介に強みを持つ株式会社オルプラと、20代の正社員未経験層や建設業への転職支援に強みを持つ株式会社Nexilの2社をグループに迎えた。両社が持つ月間10,000名を超える求職者との接点と、株式会社ファインズが全国7拠点の営業体制を通じて築いてきた中小企業との取引基盤を掛け合わせ、「人材を採用したい企業」と「働きたい人」の結びつけを図る。
また、2026年10月6日には、求人媒体の運用代行や採用イベント等を事業内容とする新会社「株式会社ヨクスル」を設立する。代表取締役には三輪 幸将氏が就任し、資本金は株式会社ファインズが100%出資する1,000万円となる。新会社の名称には、採用活動の課題を「良くする」ことを起点に、将来的には業務全般や経営全般の発展を後押ししたいという想いが込められており、今後の新サービスの展開については順次発表するとしている。
株式会社ファインズは、動画マーケティングやDXコンサルティング、AIを活用したストック型サービスなどのデジタル領域の支援と、人材紹介・採用代行というリアル領域の支援を組み合わせる。これにより、「受注拡大」「人手不足」「生産性向上」という中小企業の主要な経営課題にグループ一体で対応する方針だ。また、同社の動画プロモーションやAIを活用した業務効率化のノウハウをグループ各社に展開し、グループ全体の生産性向上を図るとしている。
株式会社ファインズの概要
株式会社ファインズは2009年の創業以来、モバイルサイト制作や予約システム、動画などを通じて中小企業のDXを支援してきた。25,000社(2026年5月末時点)を超える取引実績があり、Videoクラウド事業における動画制作累計取引社数は12,000社超え(2025年6月末時点)となっている。
- 社名:株式会社ファインズ
- 所在地:東京都港区芝浦1-2-1 シーバンスN館 19F
- 代表者:代表取締役社長 三輪 幸将
- 設立:2009年5月8日(旧株式会社ファインズの設立日)
- 従業員数:294名(連結、2026年6月末時点)
- 証券コード:5125(東京証券取引所グロース市場)
- ホームページ:https://e-tenki.co.jp/
本記事は株式会社ファインズの発表をもとに作成。

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