P.A.S.プラス、三重県御浜町にインクルーシブ宿泊施設coconiwaを開設へ
P.A.S.プラス株式会社は、世界遺産・熊野エリアに位置する三重県南牟婁郡御浜町に、インクルーシブな宿泊施設「ほぐれる暮らしの宿 coconiwa(ここにわ)」を開設します。障害の有無に関わらず利用者が対等にくつろげる空間を目指した施設です。本格オープンに先立ち、2026年9月19日にメディア関係者向けの内覧・体験会が開催されます。

施設のコンセプトと開設の背景

「ほぐれる暮らしの宿 coconiwa」は、作業療法士として姿勢保持装置や機能性クッション「p!nto」などを開発してきた同社代表取締役の野村寿子氏が、臨床経験と知見をもとに手がける宿泊施設です。



重い障害や医療的ケアが必要な人とその家族が直面する旅行のハードルに着目し、障害のある人の心地よさを追求した仕組みを通じて、すべての人が過緊張や疲労から解放される空間の実現を目指しています。


多様な身体状況に対応する設備と空間設計

空間設計は、日常の小さな不快やストレスを取り除く「Perception-Action-Space」をコンセプトとしています。施設内には以下のような設備や工夫が導入されています。

- スロープや段差のないフロア、引き戸、間仕切りカーテンによる移動しやすい動線
- ヒノキの香りや優しい照明、センソリーインテリアを用いた空間演出
- 床が下がってシャワーチェアのまま入れるユニバーサルデザインの風呂
- 体への負担を抑えるたたみ、重炭酸湯、足裏をほぐすスリッパ
- 車いすや歩行器、杖、キャリーケース、靴に対応する泥落としマット
- 前後や裏表の区別がないユニバーサルウェアの部屋着
- 昇降式ベッドやユニバーサルシートなど介助者の負担を軽減する仕組み
- 庭木を配し地域住民との交流ルートを設けた「めぐりの庭」
- 摂食嚥下が難しい人にも対応するユニバーサルフード自販機

2026年9月にメディア向け内覧・体験会を実施
施設の本格オープンに先駆け、メディア関係者を対象とした内覧・体験会が予定されています。
- 日時:2026年9月19日(土)10時~17時
- 場所:ほぐれる暮らしの宿 coconiwa(三重県南牟婁郡御浜町上市木2317)
- 内容:野村寿子氏によるコンセプト説明、可動式風呂やセンサリールームなどの施設内覧ツアー、部屋着の試着や嚥下食の試食体験
本記事はP.A.S.プラス株式会社の発表をもとに作成。
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