本坊酒造、モルトデュオ 津貫×KANOSUKEを2026年11月下旬に発売へ
鹿児島市に本社を置く本坊酒造株式会社は、小正嘉之助蒸溜所株式会社の嘉之助蒸溜所と交換したモルト原酒を自社のマルス津貫蒸溜所で熟成させ、自社原酒とヴァッティングしたブレンデッドモルトウイスキー「マルスウイスキー モルトデュオ 津貫×KANOSUKE」を2026年11月下旬に発売する。鹿児島の地で100年以上にわたる蒸留酒製造の歴史を有する両社が、2020年に互いのモルト原酒を交換してそれぞれの地で熟成を進めてきた。瓶詰本数は7,900本限定で、参考小売価格は14,300円(税込)となっている。
鹿児島にある2つの蒸溜所による原酒交換
本坊酒造株式会社の代表取締役社長である本坊和人と、小正嘉之助蒸溜所株式会社(本社:鹿児島県日置市)の代表取締役社長である小正芳嗣氏のもと、2020年に両蒸溜所はモルト原酒を交換した。今回発売される「マルスウイスキー モルトデュオ 津貫×KANOSUKE」は、マルス津貫蒸溜所で熟成させた「津貫」と「KANOSUKE」という二つのモルト原酒をヴァッティングしたブレンデッドモルトジャパニーズウイスキーである。同じ鹿児島に位置しながらも、製法のスタイルや熟成環境の違いが織りなす個性の協演を表現したとしている。
香りと味わいの特徴
マルス津貫蒸溜所のチーフディスティリングマネージャー兼ブレンダーである草野辰朗氏によると、明るくツヤのある香り立ちに、ラズベリーやプラムを想わせる華やかで甘酸っぱい果実香が特徴となっている。さらに、瑞々しいベリーの果実味とハーブの清涼感が軽やかに広がり、後半には穀物の柔らかな甘味が重なってしっとりとメローな余韻へ繋がる味わいに仕上げられた。草野氏は「互いのボトルを飲み比べて、蒸溜所が持つ個性を探して楽しんでいただくのはもちろん、鹿児島のウイスキーとして、鹿児島らしさを、どう表現しているのか、感じていただければ幸いです」とコメントしている。

ジャパニーズウイスキーの可能性を探求し、蒸溜所の垣根を越えたウイスキー造りを目指すモルトデュオ・シリーズは、互いのモルト原酒を交換してそれぞれの環境で熟成させた後、自社モルト原酒とヴァッティングを行う試みである。今回の製品は、マルスウイスキー モルトデュオ「駒ヶ岳×秩父 2021」、「津貫×厚岸 2024」に続く3回目のリリースとなる。

本坊酒造発祥の地である津貫の自然環境
薩摩半島南西の山間に位置する津貫は本坊酒造発祥の地であり、蔵多山湧水などの良質な水資源を活かして蒸留酒とともに発展してきた。創業以来百有余年にわたり受け継がれてきた地域に根ざす精神のもと、2016年に開設されたのがマルス津貫蒸溜所である。東に蔵多山山系、西を長屋山山系に囲まれた盆地状の平野部は、夏は暑く冬の寒さが厳しい特徴を持つ。長野中央アルプスの麓にあり冷涼な気候であるマルス駒ヶ岳蒸溜所とは対照的に、温暖でありながら寒暖差の大きい環境を生かして、熟成を経て複雑に変化した津貫ならではの原酒が生み出されている。



製品概要
- 銘柄:マルスウイスキー モルトデュオ 津貫×KANOSUKE
- 酒類:ウイスキー
- タイプ:ブレンデッドモルト
- 原材料:モルト
- 度数:51%
- 内容量:700ml(専用カートン入)
- 瓶詰本数:7,900本
- 入数:1ケース6本入り
- 参考小売価格:14,300円(税込)
- 発売期日:2026年11月下旬
本記事は本坊酒造株式会社の発表をもとに作成されています。
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