日本カイロプラクティック連合会、選抜講師9名に特別教育プログラムを開始
日本カイロプラクティック連合会は10月20日(火)、東京都渋谷区の本部において、選抜講師9名を対象に日本カイロプラクティックドクターズ専門学院による特別教育プログラムを開始した。本プログラムは、カイロプラクティックに関する研究成果や専門的な知見を取り入れ、全国で技術指導を担う講師陣の知識や技術の向上を図ることを目指している。
講師の知識・技術向上を目指す特別教育プログラム
日本カイロプラクティック連合会(JCA)の本部(東京都渋谷区)で開始された本プログラムは、日本カイロプラクティックドクターズ専門学院(JCDC)による全12回の研修である。カイロプラクティックに関する研究成果や専門的な知見を取り入れ、全国で技術指導を担うJCAの選抜講師9名の知識や技術の向上を図ることを目的としている。
第1回講義では痛みや自律神経の研究事例を解説
プログラムの第1回講義では、小倉毅 D.C.,Ph.D.が講師を務めた。講義では、神経生理学や解剖学の観点から痛みのメカニズムや脳・自律神経系に関する研究について解説されたほか、痛みや自律神経機能に関する研究事例を交えながらカイロプラクティックの理論や矯正技術が伝えられた。
矯正技術に関しては、主にディバーシファイド・テクニックなどについて臨床経験や研究事例を交えた専門的な講義が行われた。あわせてMRI画像を用いた事例も紹介され、腰椎の生理的弯曲や仙骨の状態など、脊椎の構造に関する解剖学的な知識についての解説がなされた。

WHOガイドラインに準拠した教育体制と今後の指導展開
日本国内ではカイロプラクティックに関する研究や学術的知見のさらなる蓄積が求められており、小倉D.C.,Ph.D.は国内での研究発展やカイロプラクターの専門性、社会的認知の向上を目指して研究活動に取り組んでいる。
JCAでは、世界保健機関(WHO)が公表した「カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するガイドライン」を参考に、同ガイドラインのカテゴリーII(B)に示された2,500時間の学習を目標とする単位制度を導入している。今後はこの単位制度と全12回にわたる特別教育プログラムを通じ、専門知識と技術のさらなる向上を図り、全国約12,000名のJCAカイロプラクターへの指導に生かしていくことを目指すとしている。
本記事は日本カイロプラクティック連合会(参考資料:World Health Organization (2005), WHO guidelines on basic training and safety in chiropractic, Part 1, Section 7.3, p.15.)の発表をもとに作成。
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