アイ・セラミック・テクノロジー、防カビ剤アクシオン25の10年効果を実証
東京都港区に本社を置く株式会社アイ・セラミック・テクノロジー(代表取締役社長:内冨秀明)は、内装用多機能ナノセラミックコーティング剤「アクシオン25」において、10年を経過する防カビ効果を実証したと発表した。2016年3月に施工された実環境においてカビの発生が認められなかったほか、公的機関での試験でも性能が確認されたとしている。同社は、食品工場や医療施設、ホテル、住宅、コンテナ(仮設住宅)などの結露やカビ対策として本技術を展開していく方針だ。
実環境における10年目の防カビ性能を実証
2016年3月、病院建築計画の第一人者である長澤 泰氏の自宅において、広さ80㎡の天井壁面にアクシオン25の施工が行われた。長澤氏は、東京大学名誉教授および工学院大学名誉教授であり、東大病院の再開発計画アドバイザーを務めるなど日本の医療建築分野に貢献し、1993年に日本建築学会賞を受賞した建築計画学者である。2021年に工学院大学総合研究所共生工学研究センター長を辞し、現在は一般財団法人ハピネスライフ財団の理事長などを務めている。
長澤氏は「今年で10年経過しましたが、一切カビの発生は認められず当製品の長期防カビ性能に驚いています」とコメントしており、日々の住環境において長期間にわたり効果が持続したことが実証されたとしている。
独自の中空セラミック技術と薄膜化の特徴
梅雨をはじめ湿度が高い日本の建築物では、結露やカビ、細菌の繁殖による健康被害や建物の資産価値低下が課題となっている。従来の光触媒系の防カビ剤には、効果が切れて再発を繰り返す点や暗所では効果を発揮しにくい弱点があり、結露の発生を防げない側面もあった。
アクシオン25は、真球中空セラミック技術を用い、「長期防カビ・抗菌」「結露抑制」「遮熱断熱放熱」を同時に実現するよう開発された。同製品は、業界最高レベルとする約90%以上の真球中空セラミック充填率を有し、他の製品(充填率約60%)を超える独自のエマルジョン技術によって、膜厚(0.5mm)という薄膜化を実現している。これにより独自の抗菌性塗膜層を形成し、軽度の結露発生を防止する仕組みとなっている。
なお、「業界最長」という表記については、2026年10月時点、自社調べによるもの。日本国内で流通・販売されている建築用防カビコーティング剤(塗料)の主要各社が公開している公式Webサイトおよび製品カタログ等を対象に調査を実施し、公表されている防カビ持続・保証期間(他社主要製品:最長5〜7年)、セラミック充填率、塗膜の厚みを比較した結果に基づいている。
東京都産業技術研究センターでの試験結果
実環境での実績に加え、2025年東京都産業技術研究センターで行われた試験においても防カビ・抗菌効果が実証された。
試験では石膏ボードにアクシオン25の2回塗りを実施し、JIS Z 2911:2023 カビ抵抗試験方法を採用。JIS Z 2911:2023(カビ抵抗試験)に基づく試験において、4週間にわたり有害なカビ菌(アスペルギルスニゲル等)の菌糸の発生がゼロになる結果が得られたとしている。


株式会社アイ・セラミック・テクノロジーの概要
株式会社アイ・セラミック・テクノロジーは、熱問題を解決する遮熱断熱放熱コーティング剤のペンタガード(PENTAGUARD)と、10年以上カビを発生させないというコンセプトで開発されたアクシオン25(AXION25)の2種類の多機能ナノセラミックコーティング剤を独自に製造する企業である。


- 社名:株式会社アイ・セラミック・テクノロジー
- 本社:東京都港区
- 代表者:代表取締役社長:内冨秀明
本記事は株式会社アイ・セラミック・テクノロジーの発表をもとに作成されています。
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