愛知県西尾市と内閣府、11月8日に体験型の地震・津波防災訓練を開催へ
愛知県西尾市と内閣府は、令和8年11月8日(日)に「令和8年度 西尾市・内閣府 地震・津波防災訓練」を開催します。
今年度は「みんなで学ぼう明日への備え、未来へつなごう地域の防災力」をテーマに掲げ、従来の関係機関による実動訓練を中心とした内容から、市民一人ひとりが楽しみながら防災を学び体験できる参加型訓練へと転換します。ゲームを取り入れたミッションや車中泊避難訓練など、近年の災害で明らかになった課題に対応する実践的なプログラムが予定されています。
従来の防災訓練では消防や自衛隊などの実動訓練が中心で、若い世代の参加が少ない点が課題となっていました。そこで今回は、見学中心から体験型へと移行し、子どもや子育て世代をはじめとする幅広い市民に関心を持ってもらえる内容を企画しています。
訓練の中心となる「10の防災ミッション」では、昨年度に消防庁の事業を活用して整備した体験型訓練資機材を使用します。初期消火や救助、家具転倒防止、災害時のトイレや水の確保といった身近な防災課題を体験できる10のブースが設けられます。
各ブースは中学生ボランティアや地域の自主防災会、消防団が協力して運営にあたります。スタンプラリー形式で10の防災ミッションをすべてクリアした参加者には、キッチンカーのステーキ丼(限定300食・未就学児はお菓子の詰合せ)が提供されます。
ミッションの一覧は以下の通りです。
- 火災発見!初期消火せよ!
- 要救助者を助け出せ!
- 家具転倒から命を守れ!
- 倒壊家屋から救出せよ!
- 溺水者を救助せよ!
- 火災現場から脱出せよ!
- サバイバル術を身につけろ!
- トイレ問題を解決せよ!
- 倉庫の中を把握せよ!
- 水問題を解決せよ!





達成特典のステーキ丼提供は、西尾市が一般社団法人中部キッチンカー協会と締結している災害時応援協定に基づく食事提供訓練の一環として行われます。
大規模災害時に避難所生活を支える温かい食事の提供を想定し、協定に基づくキッチンカーの要請から食事提供までの手順を確認するとともに、災害時に円滑な支援が行える体制づくりを進めます。あわせて、会場では炊き出し訓練として先着600人に豚汁の無料配布も実施されます。
愛知県と連携した車中泊避難訓練と各種体験
指定避難所へ行かずに自家用車で過ごす「車中泊避難」への対応として、愛知県との共催による訓練も新たに導入されます。合同会社CAMMOCのキャンプインストラクター三沢真実氏による車中泊避難の心得や安全に過ごす工夫の講演のほか、一般市民が車中泊用に使用している自家用車の展示が行われます。車両展示に参加する市民を対象とした避難者登録の訓練も行い、避難所外避難者を支援につなげる手順を検証します。この検証結果は、来年度策定予定の「避難生活支援マニュアル」に反映される方針です。
会場ではこのほか、地域住民や関係機関が連携した訓練が幅広く展開されます。
- 避難所レイアウト・受付訓練:自主防災会と連携したレイアウト図作成や、二次元コードを用いた受付訓練を実施
- 救護所開設訓練:医師会と連携し、地域住民と関係機関の役割や連携を確認
- 消防体験コーナー:消防車両の展示や試乗体験、放水体験などを実施
- 防災啓発ブース:災害時応援協定を締結している企業・団体による防災グッズなどの展示・体験
- 津波避難ワークショップ:11月6日に実施した津波避難行動訓練を振り返り、地域の津波リスクや避難行動を検討
開催概要
- 名称:令和8年度 西尾市・内閣府 地震・津波防災訓練
- 日時:令和8年11月8日(日)午前9時~11時30分
- 会場:西尾市立横須賀小学校(愛知県西尾市吉良町上横須賀菱池13-1)
- 対象:どなたでも参加可能
- 参加費:無料
- 主催:西尾市・内閣府
- 駐車場:横須賀公園、JA西三河あぐりセンター小牧(台数に限りがあるため、公共交通機関の利用を推奨)
- 問い合わせ:西尾市役所 危機管理課(0563-65-2137)
- 詳細URL:https://www.city.nishio.aichi.jp/kurashi/bosai/1008158/1011235.html
※気象状況等により、訓練内容を変更または中止する場合があります。
本記事は西尾市の発表をもとに作成されています。
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