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YEデジタル、次世代デジタルツインMMDigitalFactoryを2027年1月より提供へ

株式会社YE DIGITALは、NVIDIA Omniverseライブラリを活用した次世代デジタルツインプラットフォーム「MMDigitalFactory」を開発した。2027年1月より第一弾として、工場や物流センターをデジタル空間上に再現する「Assessment」機能の提供を開始する。現場を仮想空間上に再現し、設備増設やレイアウト変更の事前検証、AIを活用した現場最適化を通じて、生産性向上や設備投資の最適化、運用改善を支援する。

開発の背景と実証成果の製品化

製造業や物流業界では、人手不足や設備の老朽化、多様化する顧客ニーズへの対応など、現場運営における課題が複雑化している。こうした課題に対し、設備や人、モノの動きを仮想空間上で再現・検証するデジタルツイン技術への期待が高まっている。

YEデジタルは、NVIDIA Omniverseの物理シミュレーションライブラリを活用し、物流・製造分野で培った現場ノウハウと倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation」の実績を活かしたデジタルツイン基盤として開発を進めている。2026年に実施したデジタルツインPoC(実証)における技術検証の成果をもとに、再現性のある製品・サービスとして提供するため事業化を進めている。

「MMDigitalFactory」は、3つの機能「Assessment」「Simulation」「Optimization」で構成される。

  • Assessment(2027年1月より提供開始予定): 工場や物流センターの設備、レイアウト、人や車両の動線などを仮想空間上に忠実に再現し、現場全体を可視化する。現状分析や改善テーマの検討を通じて、レイアウト変更や設備投資に関する意思決定を支援する。
  • Simulation(2027年4月以降順次提供開始予定): 設備増設やレイアウト変更、自動搬送設備(AGV・AMR)導入などの施策を事前に検証し、投資リスクを低減するとともに、シミュレーション結果をもとに生産計画や搬送計画の最適化を支援する。
  • Optimization(2027年4月以降順次提供開始予定): 工程や搬送の詰まり、ボトルネックから遅延要因を特定する。リアルタイムデータを活用して現場状況を継続的に分析し、運用改善と現場最適化を支援する。

今後の展開

YEデジタルは工場の設計・運営・改善プロセスの高度化を支援するとともに、「Simulation」機能や「Optimization」機能の開発を進める方針だ。また、デジタルツイン環境を活用した自動化設備の学習・検証にも取り組み、フィジカルAI時代に向けたスマートファクトリーの実現を推進するとしている。

さらに、倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation」との連携を強化し、工場内物流から生産現場、倉庫、サプライチェーン全体を対象とした統合的なデジタルツインソリューションへと発展させていく予定である。なお、2026年9月8日(火)から11日(金)まで開催される「国際物流総合展2026」において、デモ動画などを展示しサービスの構想や活用イメージを紹介する。

株式会社YE DIGITAL 会社概要

  • 商号: 株式会社YE DIGITAL (YE DIGITAL Corporation)
  • 設立: 1978年2月1日
  • 代表者: 代表取締役社長 玉井裕治
  • 本社所在地: 福岡県北九州市小倉北区米町二丁目1番21号
  • 企業ホームページ: https://www.ye-digital.com/

本記事は株式会社YE DIGITALの発表をもとに作成しています。

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