TM NETWORK、40周年ツアーファイナルで大物ギタリストとサプライズ共演

2024年5月18日、19日の2日間、音楽シーンに革命的進化を生み出した3人組ユニットTM NETWORK(宇都宮隆、小室哲哉、木根尚登)が、デビュー40周年を記念したツアーファイナル『TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days ~YONMARU~』をKアリーナ横浜にて開催した。

5月19日は、TMNが1994年に東京ドームで行った『TMN 4001 DAYS GROOVE』公演からちょうど30年目の日。ライブは、オープニングから代表曲「Self Control」が鳴り響き、驚きとともにスタート。その後も、「Maria Club」や、デビュー当時の「1974」など、TMの歴史を彩る名曲の数々が披露された。

MCやアンコールのないTMのライブだが、近年恒例となっているのが、小室と木根によるデュオで届けられる「Carry on the Memories」だ。アマチュア時代からメジャーデビューまでの紆余曲折を経て、今も音楽を生業としていることへの感謝を歌ったこの曲は、TMらしい奥ゆかしい表現となっている。

後半戦では、「Whatever Comes」「RAINBOW RAINBOW」といったダンサブルなナンバーや、最新曲「Get Wild Continual」が披露され、会場は最高潮の盛り上がりを見せた。そして、「Electric Prophet」では、TMのアーティスト性が凝縮された世界観が繰り広げられた。

本編終了後、いつもならここで終わるはずだったが、この日はスペシャルゲストとして松本孝弘(B’z)が登場。20年ぶりのTMとの共演で、「Be Together」と「Get Wild」を披露。鉄壁のライブバンドとしての一面も見せつけた。

40周年を迎えたTM NETWORKだが、懐古主義に終わらず、新たな実験性に挑戦し続ける姿勢は変わらない。彼らのライブは、ポップミュージックという入口を持つ最高峰のエンタテインメントであり、これからも注目を集めることだろう。

valvix

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