フロッグウェル、2026年8月度の医療機関マスタ地域別変動レポートを公開
医療データ分析およびシステム構築支援を行うフロッグウェル株式会社は、自社で提供・販売する「医療機関マスタ」の更新データを活用した2026年8月度の都道府県・ブロック別変動分析レポートを公開した。厚生労働省のオープンデータを独自に名寄せ・加工した差分データをもとに、全国の医療機関における新規開院や病床数、勤務医数などの増減動向を整理している。医療機器メーカーや製薬会社、医療従事者向け人材紹介・派遣事業者等のエリアマーケティングや営業戦略支援を目的としており、今後も1ヶ月ごとに定期発信を行っていくとしている。
都市部に集中する新規開院と関東信越で進む経営体変更
全国110件の新規開院のうち、関東信越が57件(51.8%)と過半数を占めた。都道府県別では東京都(29件)、大阪府(15件)、神奈川県(10件)、千葉県(8件)と都市部への集中がみられ、近畿エリア(27件)が関東信越に続いている。

また、個人から法人への移行などの経営体変更(全国67件)においても、関東信越が34件(50.7%)と半数以上を占めた。都道府県別では東京都(10件)、大阪府(9件)、神奈川県(8件)、千葉県(7件)などが中心となっている。
勤務医体制のシフトや病床数の純減動向
勤務医数に変動があった施設は全国で4,391施設となり、なかでも非常勤医が増加した施設は2,677施設にのぼった。地域別では関東信越(1,548施設)が最多で、近畿(730施設)、中国四国(586施設)、九州(580施設)と続き、都道府県別では東京都(413施設)、神奈川県(361施設)、大阪府(297施設)が上位となった。
病床数については、全国で増加460床に対して減少591床となり、差し引き131床の純減となった。関東信越(増加200床・減少156床)で最も動きが大きかったほか、近畿(増加159床・減少84床)や北海道・東北(増加0床・減少152床)など、地域によって増減の傾向や再編の動向に差が確認されている。
このほか、管理者変更(全国450件)は東京都(79件)、大阪府(44件)、神奈川県(37件)が上位となった。診療科の変動(全国404施設)は東京都(56施設)や大阪府(72施設)、神奈川県(35施設)等で多く確認されている。
病院の統合閉院や診療所への機能転換
当月は西宮市立中央病院の統合に伴う閉院をはじめとする病院の廃止・休止が3件確認された。さらに足利第一クリニックなど病院から診療所への施設種別変更(2件)や、経営主体の移譲(1件)が公表され、地域医療の提供体制における再編の動きがあらわれている。
レポート全文および都道府県別のグラフなどの詳細は、同社のウェブサイト(https://frogwell.co.jp/blogs/202608-masterdata-region/)で公開されている。
同社では、本分析の元となる「医療機関マスタ」について、無料版および有料版の提供を行っており、専用ページ(https://frogwell.co.jp/master-sample/)にてサンプルの配布を受け付けている。
- 会社名:フロッグウェル株式会社
- 代表者:小谷 直也
- 設立:2010年5月
- 所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階
本記事はフロッグウェル株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



