災害時のお金に9割が不安 生活防衛資金を3カ月分確保は3割 ABCash調査
金融教育サービスを手がける株式会社ABCash Technologiesは、同社のLINE登録者を対象に実施した「災害時のお金の備え(生活防衛資金)に関する実態調査」の結果を発表しました。調査によると、災害や予期せぬ出来事への金銭的な不安を抱える人が9割を超えた一方、3カ月分以上の生活防衛資金を実際に確保できている人は約3割にとどまりました。必要性の認識と実際の備えに大きな差がある現状が浮き彫りとなっています。
93.0%が災害時のお金に不安を感じると回答
災害や予期せぬ出来事が起きた際のお金について尋ねたところ、「とても不安に感じる」が47.5%、「やや不安に感じる」が45.5%となり、合わせて93.0%が不安を感じていると回答しました。災害そのものへの備えだけでなく、被災に伴う収入減少や突発的な支出など、有事の金銭面に対する不安の高さが示されています。


生活防衛資金としてどの程度の備えが必要だと思うかという質問では、「3ヶ月以上」と回答した人が73.7%にのぼりました。しかし、実際に生活費3カ月分以上を確保していると回答した人は30.7%にとどまり、必要性を感じていながらも準備が追いついていない実態が明らかになりました。

準備できない理由は家計の余裕や知識の不足

生活防衛資金を十分に準備できていない理由では、「毎月の生活費で余裕がない」が52.9%で最多となりました。次いで「収入が十分ではない」が44.3%、「いくら準備すればよいか分からない」が23.4%と続いています。経済的な要因に加え、「生活防衛資金として必要なことを知らなかった」「貯蓄の優先順位が分からない」といった知識や判断の難しさを挙げる声も見られました。
生活防衛資金の確保を「優先」または「投資と並行」が86.9%
資産形成(NISAなどの投資)と生活防衛資金の優先順位については、「まず生活防衛資金を確保してから投資を始めるべき」が45.9%、「生活防衛資金と投資を並行して進めるべき」が41.0%となりました。両者を合わせると86.9%に達し、資産形成を進める際にも万が一の備えを意識している人が多数を占める結果となっています。
調査概要
- 調査名称:災害時のお金の備え(生活防衛資金)に関する実態調査
- 調査主体:株式会社ABCash Technologies
- 調査対象:株式会社ABCash TechnologiesのLINE登録者
- 調査期間:2026年8月21日~2026年8月24日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査地域:全国
- 有効回答数:244件
※回答率は小数点第2位を四捨五入して表示しているため、合計が100%にならない場合があります。
株式会社ABCash Technologies 概要
- 社名:株式会社ABCash Technologies
- 設立:2018年2月2日
- 代表取締役社長:辻 侑吾
- 本社所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト 15階
- 公式サイト:https://company.abcash.co.jp/
本記事は株式会社ABCash Technologiesの発表をもとに作成しました。
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