ドットログ、AIへの機密情報送信を防ぐloguard発表 12月末に正式提供へ
株式会社ドットログは、社員の生成AI利用を記録し、機密情報を含む可能性のある入力を送信前に検知・ブロックするAIセキュリティサービス「loguard(ロガード)」を発表しました。2026年12月末の正式提供開始に向け、資料請求や導入相談の受け付けを開始しています。
Gartnerが2026年6月に公表した国内調査によると、未承認のAIツール・サービスの利用である「シャドーAI」について、実態を把握できていない企業が43%、把握していても有効な対策を取れていない企業が30%に上ることが分かっています。ドットログは、AI利用の把握と送信前の対策を業務に合わせた導入支援とともに提供するため、本サービスの開発を進めています。
生成AIへの機密情報送信を検知してブロック
loguardは、取引先名や案件名など、会社が設定したキーワードを含む文章をAIに入力して送信しようとした際、拡張機能が作動してキーワードの一致を検知し、送信をブロックする仕組みを備えています。
用意される「ブロックプラン」では、注意が必要な入力に対して送信前の対策を講じることが可能です。文章作成や議事録の要約に生成AIを利用する際、顧客情報や社外秘情報が送信されるリスクを低減します。

利用記録の可視化から管理者向け週次レポートまで提供
loguardはChrome向けの拡張機能と管理者向けのダッシュボードで構成され、ChatGPT・Claude・GeminiのWeb版を対象に機能開発が進められています。提供される主な機能は以下の通りです。
- 社員のAI利用を記録・可視化:誰が、いつ、どのAIを利用したかを記録し、管理画面で利用状況や確認が必要なイベントを一覧表示
- 会社のルールに基づいて検知・ブロック:設定したキーワードをもとに注意が必要な入力を検知し、ブロックプランでは該当する入力の送信を停止
- 週次レポートで利用状況を報告:1週間のAI利用状況をまとめ、管理者にメールで送付

業界や業務に合わせた初期設定や運用を支援
導入時には、ドットログの担当者がAIを使う業務や扱う情報をヒアリングし、検知するキーワードやブロックの運用方針の検討を支援します。初期設定や社員への説明、導入後の問い合わせ対応まで行われます。
建設業における施主名・工事名・社外秘情報、人材業での候補者の氏名・連絡先・経歴、福祉分野の支援記録に含まれる利用者や家族の情報、教育・行政における生徒・保護者・住民に関する情報など、各業務で扱う情報に応じた設定支援が想定されています。
2026年12月末の正式提供に向け導入前診断を受付中
サービスは、利用の記録や検知を中心とする「検知プラン」と、送信前のブロックを加えた「ブロックプラン」が用意される予定です。料金や導入条件は個別に案内されます。
現在、事前登録と無料の導入前診断を受け付けており、2026年12月31日(木)までに完了した企業には正式提供開始時の初期導入費用を無料とする特典が用意されています。また、2026年10月29日(木)・30日(金)にグランフロント大阪 コングレコンベンションセンターで開催される「AI-PAX 2026 大阪」に出展し、デモの紹介や導入相談の受け付けを行う予定です。
- 会社名:株式会社ドットログ
- 代表者:代表取締役 西田一晴
- 所在地:大阪府岸和田市藤井町2-9-31
- 事業内容:AIシステム・アプリケーションの開発、企業のAI活用支援
- サービス詳細:https://dotlog.co.jp/loguard
本記事は株式会社ドットログの発表およびGartner「国内企業の『シャドーAI』対応における新たな指針」(2026年6月18日発表)をもとに作成しました。
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