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小学館、昔話を題材に思考実験を行う書籍を2026年10月28日に発売へ

小学館は、昔話を題材に思考力を深める書籍『もし桃太郎が盗賊だったら 脳を鍛える!昔話の思考実験』を2026年10月28日に発売する。著者は有限会社イーソフィア代表でパズル作家の北村良子氏が務める。親しみのある昔話を「もし〇〇だったら」という視点から見直し、思考実験を通じて物事を深く考える構成となっている。

昔話と関連する思考実験を合わせた10問を収録

本書は、「トロッコ問題」などで知られる思考実験を、昔話を題材にしたオリジナルの問題と関連する有名な思考実験を合わせた計10問で考えていく内容となっている。

「第1章 もし桃太郎が盗賊だったら」では、童謡『桃太郎』(作詞:不詳、作曲:岡野貞一)の歌詞にも着目しながら、物語を読んだうえで「桃太郎の正義」について考察する。鬼たちが命の代わりにと差し出した宝物を持ち帰った桃太郎が正義のヒーローなのか、それとも鬼の宝を奪った盗賊なのかといった問いを投げかける。また、第1章では正義についてさらに深く考えるため、アメリカの小説をもとにした代表的な思考実験「幸福の街オメラス」にも取り組む。

物語形式で描かれる家族の対話と考察

本書のストーリーでは、主人公である高校1年生の知樹と中学2年生の妹・鈴香が、なぞの老人に導かれながら両親と4人で思考実験に取り組む。家族で話し合うなかで、それぞれの視点からさまざまな意見が交わされる。

著者の北村良子氏は作中の老人の言葉を通じ、思考実験にはあらかじめ用意された正解はなく、考え抜いたそれぞれの結論が大切であると示している。あえて逃げ道のない設定で考えることによって、その人の真の価値観や倫理観があぶり出されるとしている。

取り上げる昔話と身につく6つの力

本書で取り上げる昔話は『桃太郎』を含め全4作で構成されている。

  • 第1章 もし桃太郎が盗賊だったら
  • 第2章 もしうさぎがサイコパスだったら―かちかち山
  • 第3章 もし一寸法師がペテン師だったら
  • 第4章 もし弟が兄に下剋上を企てていたら―海幸と山幸

これらの物語を通して考えることで、次の6つの力が身につくとしている。

  1. 論理的思考力:順序立てて考える力
  2. 表現力:自分の感情や思考を言葉にする力
  3. 多角的視野:さまざまな視点から考える力
  4. 問題解決能力:問題の所在と解決方法を見抜く力
  5. 想像力:頭の中でイメージして理解する力
  6. 比較力:物事を比べて理解し、自分で判断する力

商品概要

  • 書名:『もし桃太郎が盗賊だったら 脳を鍛える!昔話の思考実験』
  • 著:北村良子
  • 発行:小学館
  • 定価:1760円(税込)
  • 仕様:四六判・128ページ
  • 発売日:2026年10月28日発売
  • URL:https://www.shogakukan.co.jp/books/09389858

著者の北村良子氏は1978 年生まれ。有限会社イーソフィア代表を務め、WEBイベントや企業キャンペーン、書籍・雑誌に向けたパズル作成を手掛けるほか、考える力や思考実験をテーマとした執筆活動を行っている。主な著書に『論理的思考力を鍛える 33 の思考実験』(彩図社)、『10 歳からの地頭を育てる問題集』(Gakken)などがある。

本記事は小学館の発表をもとに作成。

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