EGテスティングサービスとSTYZがWebアクセシビリティ診断事業で連携
EGテスティングサービス株式会社は、Webアクセシビリティ診断事業において、株式会社STYZが展開するインクルーシブデザインスタジオ「CULUMU」との連携を開始した。AIによる自動診断の効率性と人間のリアルな操作感を掛け合わせ、新たなWebアクセシビリティ診断サービスを提供する。多様なユーザーにとって使いやすいWebサービスの構築を多角的にサポートする狙いがある。
法改正に伴う関心の高まりと企業の課題
2024年4月の障害者差別解消法改正による合理的配慮の義務化に伴い、Webアクセシビリティへの関心が高まっている。コクヨ株式会社「インクルーシブデザインに関する生活者意識調査」(2026年3月)によると、約7割の生活者がインクルーシブデザインの考え方に共感し、内容を理解した層の6割超が「価格が高くても購入したい」と回答している。
しかし、多くの企業ではJIS規格(JIS X 8341-3)への対応ハードルの高さや、診断や改修に膨大なコストと時間がかかるといった課題を抱えている。規格への適合だけでなく、障害のある方や高齢者など多様なユーザー視点に立った品質検証が求められている。
診断自動化ツールAXYの活用と多角的なレポート

今回の連携では、STYZが提供するWebアクセシビリティ診断自動化ツール「AXY」をEGテスティングサービスの診断プロセスに組み込む。これにより手作業の工数を削減し、低価格かつ短納期での診断を実現するとしている。
あわせて、EGテスティングサービスによる「ユーザビリティレポート」と、STYZが提供する「障害当事者による利用評価レポート」を組み合わせ、定性的な評価も実施する。自動化ツールによる診断で抑えた時間や予算を、多角的なレポートをもとにしたWebサイトの改善活動へ再投資できるようにする。
CULUMUのリサーチ基盤と実績
インクルーシブデザインスタジオ CULUMUは、高齢者や障害者、外国人など多様な当事者と共創して事業開発を支援する組織である。6,500以上のNPO等とのネットワークを活かしたリサーチ基盤を有しており、2024年度グッドデザイン賞を受賞している。
これまでに大手企業からスタートアップまで100件以上の取引実績があり、パートナーとともに社会課題解決やDE&Iを推進するプロジェクトを手掛けている。
関連企業の概要
株式会社STYZ
- 代表者:代表取締役社長 田中 辰也
- 所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4 クエストコート原宿102
- 設立:2016年3月
- 資本金:143,695,003円
- URL:https://styz.io/
EGテスティングサービス株式会社
- 代表者:代表取締役 堤 雄太郎
- 所在地:東京都豊島区西池袋5丁目14-8
- 設立:2014年10月1日
- 資本金:2,500万円(2026年3月末日現在)
- 業務内容:ソフトウェア及びハードウェアのデバッグ業務
- URL:https://www.eg-testing.co.jp/
イー・ガーディアン株式会社
- 代表者:代表取締役社長 高谷 康久
- 所在地:東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー8F
- 設立:1998年5月
- 資本金:1,967百万円(2026年3月末日現在)
- URL:https://www.e-guardian.co.jp/
本記事はイー・ガーディアン株式会社およびEGテスティングサービス株式会社の発表をもとに作成。生活者意識調査の数値はコクヨ株式会社「インクルーシブデザインに関する生活者意識調査」(2026年3月、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001271.000048998.html )に基づく。
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