U-NEXT PiratesがMリーグ2度目の優勝、ファイナルの4監督が総括

2024年5月17日、「朝日新聞Mリーグ2023-24ファイナルシリーズ」の最終日が行われ、「U-NEXT Pirates」が2019-20シーズン以来2度目の優勝を果たした。

ファイナルシリーズを戦い抜いた全4チームの監督からのコメントも公開された。赤坂ドリブンズの越山剛監督は、2位という結果に悔しさを感じつつも、新しいチームで好成績を収められたことと来シーズン以降の優勝に向けての手応えを得られたことに喜びを感じていると述べた。EX風林火山の藤沢晴信監督は、最終的に4位に終わったことを監督の責任と痛感しつつ、来季こそは優勝を目指すと意気込みを見せた。KADOKAWAサクラナイツの森井巧監督は、3位という悔しい結果となったが、最終日も選手が素晴らしい麻雀を見せてくれたことが来シーズンへの希望になったと語った。そして優勝したU-NEXT Piratesの木下尚監督は、「圧倒的に勝つ」を「完全優勝」という形で実現してくれた選手たちへの感謝の気持ちを述べるとともに、来シーズンも変わらぬ応援を呼びかけた。

最終結果は、1位がU-NEXT Pirates(+555.1pt)、2位が赤坂ドリブンズ(+184.3pt)、3位がKADOKAWAサクラナイツ(▲42.1pt)、4位がEX風林火山(▲104.3pt)となった。

また、Mリーグ2023-24シーズンの個人賞では、4着回避率1位にKONAMI麻雀格闘倶楽部の伊達朱里紗、最高スコア1位に赤坂ドリブンズの鈴木たろう、個人スコア1位にU-NEXT Piratesの鈴木優が選ばれた。

Mリーグは、日本の伝統文化である麻雀を通じて、スポーツ振興および地域振興、国際交流の促進を図ることを目的として2018年7月に設立された一般社団法人である。今後も、麻雀を通じたエンターテインメントの提供と、競技としての麻雀の発展に尽力していくとしている。

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