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ATグループが水不要トイレ クレサナ8基を導入 BCP目的で東海初

キャンピングカー製造・販売などを手掛ける株式会社トイファクトリーは、ATグループの事業継続計画(BCP)強化に向け、水を使わずに排せつ物を処理できるトイレ「clesana(クレサナ)」8基を納入しました。2026年8月21日に愛知トヨタ 高辻店で納入式が実施され、法人企業によるBCP目的での同製品導入としては東海エリア初の取り組みとなります。

BCP強化に向けた導入の背景と避難所としての役割

愛知トヨタ 高辻店やATグループ各社の本社が位置する高辻町エリアには800人を超える従業員が勤務しており、災害時には来場客を含めた多くの人が拠点に滞留する可能性があります。同グループでは従来の段ボール型簡易トイレによる備えに加え、衛生面と実用性を高める選択肢としてクレサナを採用しました。

また、愛知トヨタ 高辻店は名古屋市との協定に基づく指定避難所となっており、大規模災害時には地域住民を受け入れる役割を担います。指定避難所として配備されている簡易トイレに加え、より衛生的で快適に利用できる環境を整えることで、地域住民の避難受け入れ態勢を強化する狙いもあります。

水や下水が不要なクレサナの特徴と電源確保

今回納品された「クレサナ C1 ポータブルスリム」は、水を使わずに排せつ物を特殊加工フィルムで個包装・密閉処理できるトイレです。断水時でも臭いや液体漏れを防ぐ構造となっており、過去には熊本地震や能登半島地震の被災地支援でも活用されました。

家庭用コンセント(AC100V)での稼働に加え、ポータブルバッテリーや給電対応車両、ATグループ本社ビルの自家発電設備からの給電にも対応しています。配線類を本体内部に収納できるため屋内外を問わず設置や移動が可能で、非常時にも柔軟に運用できる設計となっています。

企業防災と地域貢献を見据えた今後の活用

愛知トヨタWEST株式会社の今枝実代表取締役社長は、災害時のトイレ環境確保は被災者の生活の質や衛生面に直結する課題であるとし、「社内のBCP対策としてはもちろん、今後は地域防災の観点からも活用の可能性を広げ、地域の皆さまに安心していただける取り組みとして発信していきたい」とコメントしました。

株式会社トイファクトリーの藤井昭文代表取締役は、断水や下水停止時における製品の有効性を述べた上で、企業防災の実践事例としての意義を強調しました。導入されたクレサナは本社の備蓄倉庫で保管されるほか、今後は社内防災訓練や地域の防災・減災イベントでの展示・啓発活動にも活用される予定です。

納入概要とトイファクトリーの概要

納入概要

  • 納入先:ATグループ
  • 納入内容:クレサナ C1 ポータブルスリム 8基、凝固剤150個、フィルムライナー100箱

株式会社トイファクトリー概要

  • 代表者:代表取締役 藤井昭文
  • 所在地:岐阜県可児市瀬田800-1
  • 設立:1995年8月
  • 事業内容:キャンピング車両製作販売、特殊車両・福祉車両製作販売、自動車内外装製作、ヨーロッパ車両輸入販売、RV用品・パーツ輸入販売、自動車レンタルサービス、自転車販売・レンタルサービス、車検・整備、フィアットプロフェッショナル正規ディーラー

※トイファクトリーは、2010~2025年の国内RV市場におけるトヨタハイエースベースのキャンピングカー生産台数で国内首位(自社調べ)。また、ステランティス社からの提供実績として、2025年のインド、アジア、オーストラリアを含むアジア太平洋地域においてFIAT DUCATOの販売台数最多ディーラーとして表彰を受けています。2024年にスイスのclesana社と日本総代理店契約を締結しました。

本記事は株式会社トイファクトリーの発表をもとに作成。

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