トーチ、月額25万円からの研究開発自動化キットを提供開始
トーチ株式会社は、研究開発現場の自動化を小規模から始めて段階的に拡張できるサービス「Lab Automation Starter Kit」の提供を開始した。これまで数千万円から数億円規模の投資が必要とされていたラボオートメーションを、月額25万円から導入できるスモールスタート型のサービスとして展開する。

必要な機能を追加し段階的な拡張が可能
Lab Automation Starter Kitは、研究現場に必要な機能をオプションとして追加できる拡張性を備えている。ピペットハンドやキャップ開閉モジュールを追加することで液体分注や容器開閉を自動化できるほか、計測プローブ洗浄モジュールや画像解析システムと組み合わせることで測定・品質確認工程の自動化にも対応する。
ユーザー自身がロボットのティーチングを行うことで、サンプルハンドリング、pH・ECなどの連続測定、分注・秤量・攪拌作業、容器のフタ開閉、ラベル貼付といった作業の自動化が可能となる。自社での実施が難しい場合には、トーチが数十万円から数百万円規模で実装を支援する体制も整えている。
本キットは作業の自動化にとどまらず、天秤やpHメーターをはじめとする各種計測機器や分析装置と連携し、測定結果を自動取得・集約するデータ収集基盤としても活用できる。
採用されているロボットは、ROKAE社製の協働ロボットをベースに、トーチのブランドカラーやロゴを施した専用のOEM仕様となっている。
分析機器展「JASIS 2026」での実機展示を予定
トーチは、2026年9月2日から4日に幕張メッセで開催される展示会「JASIS 2026」に出展を予定している。池田理化ブース(No.8A-101)ではPFAS分析オートメーションシステムを展示し、9月3日の出展社セミナーでも紹介するほか、アルテア技研ブース(No.8B-302)ではLab Automation Starter Kitの実機展示を行う。
同社代表取締役社長の石澤祐介氏は、ラボオートメーションを一度に完成させるのではなく段階的に育てていくものと位置づけ、研究者が創造的な業務に集中できる環境づくりを支援していくとしている。
- 所在地:東京都江東区有明3-7-26 有明フロンティアビルA棟1F
- 代表取締役社長:石澤 祐介
- 設立:2023年11月
- 事業内容:ラボラトリーオートメーション専門インテグレーター、Digital Lab導入支援・システム開発、研究開発自動化サポート・トレーニング
本記事はトーチ株式会社の発表をもとに作成しています。
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