27年卒の71.5%がテレワーク希望も入社予定先はすべて出社が5割超 マイナビ
東京都千代田区に本社を置く株式会社マイナビ(代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、2027 年卒業予定の全国の大学生および大学院生を対象に実施した「マイナビ2027年卒大学生キャリア意向調査9月<入社後の働き方>」の結果を発表した。
調査によると、週1日以上のテレワークを希望する学生が71.5%を占める一方で、入社予定先の勤務体系は「すべて出社」が51.6%と半数を超え、理想と実態の乖離が浮き彫りとなった。また、約8割の学生が入社1~3年目までに活躍しはじめたいと回答し、早期活躍を望む割合が前年より増加している。
理想とするテレワークの実施日数について聞いたところ、週1日以上テレワークを希望する学生の合計は71.5%となり、テレワークがある働き方を理想とする学生が多い結果となった。これに対し、入社予定先企業の勤務体系では「すべて出社(51.6%)」が半数を超えており、希望する働き方と実際の環境に差が生じている。
職場で理想とするコミュニケーション方法の設問では、「対面」と回答した割合は「雑談・休憩中の会話」において84.1%と最も高かった。一方で、「テキスト(チャット・メール)」と回答した割合は「業務連絡」で65.6%と最多となった。学生の間で、交流目的の雑談には対面を選び、業務連絡にはテキストを希望するなど、内容に応じた手段の使い分けを求める傾向がうかがえる。

48.8%が就職活動中に仕事を発見 理系は活動開始前も2割超

やりたい仕事が見つかったタイミングについては、全体の48.8%が「就職活動中」と回答した。属性別に見ると、「就職活動中」の回答割合は文系男子が54.9%で最も高い数値を示した。

一方で、「キャリア形成活動開始前」にやりたい仕事が見つかった割合は理系男子が21.4%、理系女子が20.2%となり、文系男子や文系女子を上回った。見つかったきっかけとしては、「自己分析(24.6%)」、「面接・選考(21.5%)」、「大学での勉強・研究・ゼミ活動・実習を通して(20.3%)」が上位を占めている。


入社1~3年目での活躍希望が約8割 1・2年目は前年比増


入社後何年目くらいまでに活躍しはじめたいかという質問では、「入社3年目」が43.4%で最多となり、「入社1~3年目」の合計は80.1%に達した。
前年との比較では、「入社1年目(13.6%、前年比5.0pt増)」および「入社2年目(23.1%、前年比5.7pt増)」の割合がそれぞれ増加しており、比較的早い段階での活躍を希望する傾向が強まっている。「入社1年目」と答えた学生の理由は「早く仕事を任されたいと思うから(41.7%)」や「早く出世したいと考えているから(34.5%)」が高く、「入社2年目」「入社3年目」とした学生では「仕事を覚えてなれるまでにそれくらいはかかると思うから」という回答が目立った。
マイナビキャリアリサーチラボの研究員である石田力氏は、「企業には、学生の成長意欲や働き方への希望を踏まえ、入社後の育成方針や勤務体系について丁寧に伝えることが期待されます」としている。
調査概要
- 調査期間:2026年9月25日(金)~2026年9月30日(水)
- 調査方法:マイナビ2027会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収
- 調査対象:2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生
- 調査機関:自社調べ
- 有効回答数:1,833名(文系男子348名、理系男子406名、文系女子727名、理系女子352名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
本記事は株式会社マイナビの発表(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20261028_116422/)をもとに作成しています。
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