世界最大級の食品製造総合展が東京ビッグサイトで開催、過去最多982社が出展

一般社団法人日本食品機械工業会は、2024年6月4日から7日までの4日間、東京ビッグサイト東展示棟全館にて世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2024」を開催する。47回目となる今年は、テーマを”Breakthrough FOOMA”と掲げ、過去最多となる982社が出展し、5,000を超える展示ソリューションが集結する。

今年の新企画として、農林水産省による特別セミナーや展示コーナーを設け、食品製造業における労働生産性の現状を概観し、ロボットやITを活用した生産効率化に貢献するスマート化技術を紹介する。また、「みんなで応援!にっぽんの食」をテーマに、北陸4県の食品産業の現状紹介や北陸の加工食品を販売する「北陸の食マルシェ」など、北陸の食を応援する活動も実施される。

FOOMA JAPANは、食品製造に関わるすべてのソリューションが揃う展示会として、毎年10万人規模の来場者が訪れる。出展社数は昨年と比較して、食品製造・加工分野、包装・充填分野、ロボット・IT・IoT・フードテック分野、環境対策・省エネ・リサイクル分野で増加傾向にあり、関心の高さがうかがえる。

3年連続で開催される「スタートアップゾーン」では、30社のスタートアップ企業やベンチャー企業、研究機関が出展し、革新的なアイデアを持つ26社によるピッチプレゼンも行われる。

優秀な食品機械・装置を顕彰する「第3回FOOMAアワード2024」では、応募数28件の中から選ばれた6製品が最優秀ノミネート製品に決定し、会期初日の表彰式で受賞製品が発表される。ティナブルな展示会を目指している。

また、江東区の名店が集結する「FOOMA東京バル」や、世界各国の屋台料理を提供するキッチンカーも出店し、来場者の食事を彩る。

会期中には、フードテックセッションをはじめとした注目のセミナーも開催され、新規ビジネス展開のヒントや生産性向上につながるノウハウを提供する。