留学向け給付型奨学金、学生の26.5%が存在知らず 立替金に不安も
ラグザス株式会社が提供するオーストラリア留学支援サービス「Mirai Bridge」は、全国の大学生・大学院生200人を対象に実施した海外留学向けの給付型奨学金・助成金に関する調査結果を公表した。調査によると、制度の存在を知らなかった学生が26.5%に上り、過去2年間に申請した経験がある学生は5.0%にとどまった。また、支援金の入金が費用支払いから1カ月後になると仮定した場合、29.5%が立替可能額について「金額の見通しが立たない」と回答している。

制度の存在を「知らなかった」学生が26.5%
海外留学に使える給付型奨学金・助成金について、アンケート回答前の認知度を尋ねたところ、「そのような制度があることを知らなかった」が26.5%となった。

認知していた層の内訳は、「制度の存在は知っていたが、具体的な制度名は知らなかった」が20.5%、「具体的な制度名は知っていたが、応募条件は知らなかった」が18.0%、「具体的な制度名と、応募条件の一部を知っていた」が11.0%だった。また、「覚えていない・判断できない」は24.0%となっている(単一回答)。
過去2年間の申請経験者は5.0%、調べたこともない層は4割超

過去2年間に給付型奨学金・助成金を調べたり申請したりした経験については、「調べたことも、申請したこともない」が43.0%を占めた。
一方で、「申請したことがある」は5.0%、「申請の準備をしたが、申請はしていない」は8.5%だった。情報収集にとどまった層としては、「応募条件を調べたが、申請の準備はしていない」が14.5%、「制度名・概要だけを調べた」が11.5%となっている(単一回答)。

なお、本調査は留学への関心や経験を問わずに実施されており、調べていない・申請していない理由は尋ねていないため、制度の認知不足や申請の難しさが未申請の原因であるとは判断できないとしている。また、申請経験は過去2年間のものであり、給付を受けた割合を示すものではない。
費用の立替可能額は29.5%が「見通しが立たない」と回答
給付が確定した留学支援金が、費用の支払いから1カ月後に入金されると仮定し、現在いくらまで立て替えられるかを聞いたところ、「金額の見通しが立たない」が29.5%となった。
具体的な金額を選んだ回答では、「30万円以上〜50万円未満」が11.5%、「10万円以上〜30万円未満」が10.5%、「50万円以上〜100万円未満」が8.5%、「0円」は6.0%だった。「答えたくない」は17.0%となっている(単一回答)。この設問は仮定の条件への回答であり、実際の制度の給付時期や、回答者の留学実施・断念の状況を示すものではないとしている。

Mirai Bridgeの担当者は、留学の資金計画を考える際には、必要な費用の把握とともに利用できる支援制度の早期情報収集が大切であり、応募条件や申請期限に加えて給付金の入金時期や費用の支払時期を確認することも具体的な準備につながるとコメントしている。
調査概要

- 調査方法:インターネット調査
- 調査地域:全国
- 調査実施期間:2026年10月21日
- 調査対象:日本国内の大学・大学院に在籍する学生
- 回答数:200人
※留学への関心・経験の有無を問わず調査しています。 ※本リリースでは、本調査5設問のうち3設問の結果を掲載しています。 ※各設問の割合は、回答者200人を分母として算出しています。
本記事はラグザス株式会社の発表をもとに作成。
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