イルグルム岩田CEO登壇 IR RoboticsのM&A月例会で独自交渉術を共有
株式会社IR Roboticsは、同社が運営する会員制コミュニティ「M&Aスタディクラブ」において、9月15日(火)に9月度M&A月例会を開催した。今回の月例会には、広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」を展開する株式会社イルグルムの代表取締役CEOである岩田 進 氏が登壇した。会場では、競合サービスの買収や上場企業へのTOBを自社主導で完遂した実績を持つ岩田氏により、独自の交渉プロセスやM&A戦略の実体験が明かされた。
上場企業社長の実体験から学ぶ月例会の趣旨

M&Aスタディクラブ月例会は、買い手と売り手の個別交渉で条件が決まる個別性の高いM&Aにおいて、再現性のある戦略を学ぶ場として企画されている。買い手として複数のディールを成立させている上場企業の多くが一貫した戦略を持っていることから、その心理を知ることが理想的なM&Aの確率を高めると同会では捉えている。
会では、過去のディールにおける成功と失敗の実体験を共有するため、M&Aを経験した上場企業社長を講師に招き、メンバー限定のクローズドな環境で講義を実施している。M&Aによる継続的な成長を目指す上場企業と、ベンチャー・スタートアップ企業の双方が理想的な取引を実現できる支援を目指しているという。
競合買収でシェア約90%を獲得したイルグルムの実績
講師を務めた株式会社イルグルムは、2001年6月に設立され、2014年9月に東証マザーズへ上場したのち、2025年に東証スタンダード市場(東証STD3690)へ市場変更した企業である。現在はマーケティングAI事業とコマースAI事業の2セグメントを展開している。
同社が2004年に提供を開始した「アドエビス」は、売上シェア・国内導入実績ともにNo.1*を記録している。セミナーでは、上場から12年にわたり社長主導で買収を進めてきた岩田氏が、競合買収によりシェア約90%*を獲得した経緯や、上場企業へのTOBに至る交渉プロセスなど、自社のフェーズに合わせたM&A戦略の考え方を語った。
*2024年8月期_指定領域における市場調査 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構

社長自らが案件を開拓する独自のアプローチ
当日の講演では、仲介会社からの持ち込みを待たず、M&A担当者を置かずに社長自らがドアノックで相手企業に直接アプローチして案件を獲得する手法や判断の背景が共有された。経営トップ自身が相手企業と向き合う姿勢が、競合買収やTOBの完遂につながった経緯が解説された。

講演終了後には、講演内で触れられなかった当時の具体的なエピソードも語られ、参加者にとって実務的な学びを得る機会となった。
今後のスケジュールと問い合わせ窓口
次回以降の開催として、11月度にはウイングアーク1st株式会社(東証PRM4432)の代表取締役 社長執行役員CEOである田中 潤 氏が登壇を予定している。海外企業の買収やPEファンドとの実体験に基づき、社長自らが仕掛けるM&Aについて語られる見込みとなっている。

コミュニティの詳細や問い合わせ先は以下の通りである。
- M&Aスタディクラブ 詳細ページ:https://ma-study-club.jp/
- お問合せ・資料請求:https://ma-study-club.jp/contact/
株式会社IR Roboticsの概要は以下の通り。
- 社名:株式会社IR Robotics
- 代表:金 成柱
- 本社:東京都千代田区麹町5-3-23 WeWork日テレ四谷ビル
- 事業内容:コンサルティング事業(IPO・経営者向け勉強会/IR活動支援)、人材紹介事業(ハイクラス人材向け)
- 会社HP:https://ir-robotics.co.jp/

本記事は株式会社IR Roboticsの発表をもとに作成
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



