サンヴィレッジ、蓄電池併設低圧スーパー過積載太陽光発電所の運転を開始
株式会社サンヴィレッジは、蓄電池併設低圧スーパー過積載太陽光発電所が系統連系し、運転を開始したことを発表しました。
本発電所は、太陽光発電設備容量163.2kW(DC)、パワーコンディショナー(PCS)出力49.9kW(AC)のスーパー過積載設計を採用し、253.3kWhの蓄電池を併設した低圧太陽光発電所です。FIP制度を活用し、同社がアグリゲーターとして発電電力の需給管理と市場売電、蓄電池の運用を担います。
DCリンク方式で約14時間の安定的な売電を想定
本発電所は、AC出力49.9kWに対し約3.3倍となる163.2kWの太陽光パネルと253.3kWhの蓄電池を備え、年間約222,000kWhの売電量を見込んでいます。
太陽光発電設備と蓄電池をDCリンク方式で接続することにより、従来はピークカットされていた昼間の余剰電力を蓄電池へ充電します。充電した電力は、太陽光発電量が減少する夕方から夜間にかけて放電されます。シミュレーション上では、午前8時頃から約14時間にわたり、49.9kWの安定的な売電(逆潮流)が可能となる見込みです。
また、同社はアグリゲーターとして、発電予測や発電計画の策定、蓄電池運用を行い、卸電力市場での売電を実施します。
発電所の概要
本発電所の設備仕様および運用体制は以下の通りです。
- 発電所種別:蓄電池併設低圧スーパー過積載太陽光発電所
- 太陽光発電設備容量(DC):163.2kW
- PCS出力(AC):49.9kW
- 蓄電池容量:253.3kWh
- 年間発電量(想定):約223,000kWh
- 蓄電池接続方式:DCリンク方式
- アグリゲーター:株式会社サンヴィレッジ
株式会社サンヴィレッジは、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた分散電源のアグリゲーション事業を推進しています。今後は、本発電所のようなスーパー過積載太陽光発電設備と蓄電池を組み合わせた発電モデルの展開を進めるとともに、FIP制度を活用した市場売電や蓄電池の高度な運用技術の確立を目指す方針です。
蓄電池を活用して昼間の太陽光発電電力を夕方から夜間へシフトさせることで、再生可能エネルギーの供給が限られる時間帯の電力需要に対応します。さらに、現在議論が進められているGHGプロトコルの改定や、電力需要と再生可能エネルギー供給を時間単位で一致させるアワリーマッチングの普及を見据え、夜間の環境価値の提供を視野に入れた蓄電池の活用を進めていくとしています。
これにより、再生可能エネルギーの有効活用と電力供給の安定化を両立させ、再生可能エネルギーの主力電源化と脱炭素社会の実現に貢献していく姿勢を示しています。
本記事は株式会社サンヴィレッジの発表をもとに作成されています。
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