M-Boardが公式HPを刷新、制御盤配線の基板化による工数削減などを紹介
大阪府豊中市に本社を置くM-Board株式会社は、公式ホームページを全面リニューアルした。同社が手掛ける「配線の基板化」について、手配線との違いや導入メリットを写真やイラスト、比較表を用いて分かりやすく伝える構成に刷新している。
手配線との違いや導入効果を分かりやすく整理
今回のリニューアルでは、人手不足や納期遅延、配線スペース不足といった製造現場の課題に対し、配線の基板化がもたらす効果を紹介している。
従来の手配線と配線基板化について、作業工程や配線工数、品質、納期、配線スペース、保守性などの違いを比較表で可視化した。スイッチ12点の制御盤を想定した同社の試算では、従来約40分かかっていた配線作業を約4分まで短縮でき、配線工数を最大90%削減できるとしている。また、IDEC株式会社のLWシリーズを使用した場合の同社試算として、配線スペースを最大20%削減できるとしている。なお、削減効果は製品仕様や構成によって異なる。


このほか、表示器付ワンボードパネルやスイッチボックス、リレー基板などの製品例に加え、打ち合わせから仕様確認、設計、試作、量産に至る導入の流れも掲載している。


制御盤配線を基板1枚に集約するワンボードパネル
M-Boardは、制御盤や操作パネル内の配線を基板1枚に集約する「ワンボードパネル」の設計および製作を行っている。
従来の手配線では「スイッチ取付」「電線加工」「配線」「チェック」という複数工程が必要だったのに対し、配線を基板化することで現場作業を「パネル取付」「ハーネス接続」の2工程に集約できる。専門技能への依存を抑え、作業手順を標準化できる仕組みを構築する。

製造現場の人手不足解消を目指し起業した背景
代表の村上氏は、大学卒業後にIDEC株式会社で10年間にわたり工場装置の「配線の基板化」に関する設計業務に携わった後、2026年にM-Board株式会社を設立した。
開業当初のホームページは代表自身が制作したものだったが、配線の基板化の仕組みや利点を直感的に理解できるよう、公開から2カ月で専門家の協力を得て構成やデザインを一から見直したという。同社は、製造現場で働く人々の負担を軽減し、より付加価値の高い業務に注力できる環境づくりに貢献することを目指している。
会社概要
- 会社名:M-Board株式会社
- 所在地:大阪府豊中市刀根山4丁目4番20-207号
- 事業内容:ワンボードパネルの設計・製作、制御盤配線の基板化支援
- メールアドレス:info@m-board-panel.com
- 公式サイト:https://www.m-board-panel.com/
本記事はM-Board株式会社の発表をもとに作成。
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