ソコテック、日本製紙石巻エネルギーセンターのGX-ETS排出目標量確認を完了
ソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社は、GX-ETSにおける登録確認機関として、日本製紙石巻エネルギーセンター株式会社の2026年度排出目標量の確認業務を実施し、9月30日に完了した。本件は同社にとってGX-ETS制度の確認業務の第一号案件となる。
今回の確認業務は国際的な検証基準に基づいて行われた。
排出目標量の確認業務を実施
今回の確認業務では、日本製紙石巻エネルギーセンター株式会社の2026年度排出目標量を対象に審査が行われた。特定工場を保有する石巻エネルギーセンターにおける発電事業のベンチマーク(BM)要件を満たす事業範囲を特定し、基準活動量のモニタリング精度を含む実測データならびにBM対象以外の活動について、グランドファザリング(GF)方式による算定の適切性を確認した。同工場ではBMとGFの両方式による算定が必要であったため、確認すべき項目が多岐にわたる審査となったとしている。
なお、排出目標量に係る制度システム(ERMS)が未開設のため、本件についての経済産業省への届出はこれから行われる予定となっている。
排出量取引制度「GX-ETS」と確認業務
GX-ETSは、GX推進法に基づく日本の排出量取引制度である。2026年度からの第2フェーズ本格稼働に向け、CO2直接排出量が一定規模以上の事業者には、排出量の算定・報告および登録確認機関による確認(第三者検証)への対応が求められている。対象事業者は電力・鉄鋼・化学・セメント・石油精製・紙パルプ・自動車など多岐にわたる。
確認業務は、制度対象者が算定した排出目標量や排出実績量が適切に設定・算定されているかを、経済産業省に登録された登録確認機関(第三者機関)が検証する業務を指す。企業が算定・報告を行い、確認機関がその確認を行う「二重責任の原則」に基づいている。
SOCOTECの実績と強み
登録確認機関であるSOCOTECは、建築・インフラ・環境分野における検査・検証・認証サービスを手がけており、企業が提出する排出量データの信頼性や透明性を確保するための検証サービスを提供している。
気候変動対応分野においては、温室効果ガス関連の検証・妥当性確認機関に関する国際規格「ISO14065」の認定を取得しているほか、GXリーグにおいて複数社に対する合理的保証業務を実施した実績を持つ。さらに、非財務情報の第三者保証業務を年間約160件程度実施している。GX-ETSにおいては第一フェーズから登録機関として早期に対応を開始し、第二フェーズについても第一陣として登録を完了している。
会社概要
ソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社の概要は以下の通り。
- 会社名:ソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社
- 代表者:二場誠吾
- 所在地:東京都千代田区大手町1丁目7番2号 東京サンケイビル15階
- 事業内容:マネジメントシステム認証、GHG検証、第二者監査代行、CSR/環境報告書第三者認証、教育研修
- URL:https://socotec-certification-international.jp/
本記事はソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社の発表をもとに作成。
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