北海道の車サビ修理発生率は東京の約3.3倍 イケウチが自社データ調査を発表
自動車板金塗装事業を手掛ける株式会社イケウチは、自社データに基づく「降雪地域における自動車のサビ(錆・腐食)被害に関する実態調査」のレポートを公開した。調査によると、北海道エリアにおける車両のサビ(錆・腐食)に関する修理発生率は、東京都エリア平均と比較して約3.3倍に上ることが判明した。北海道内での初雪観測や今後の降雪見通しを受け、本格的な冬道対策や車両保全の啓発を目的としてまとめられた。
都内店舗との比較では最大約8.6倍の格差
調査は、2025年11月1日〜2026年9月30日の期間中、同社が運営する池内自動車に相談があった車両4,604件の修理データを自社店舗管理システムから抽出・集計したものとなる。
東京都エリア全体のサビ関連修理発生率を「1.00」の基準とした場合、北海道エリア平均は「3.26」となり、約3.3倍の頻度で修理が発生している。さらに、非降雪エリアの基準値として東京都 江戸川店を「1.00」とし、北海道で最も発生率が高い札幌清田店(8.59)と比較した場合では、約8.59倍(約8.6倍)の頻度に達した。
融雪剤の滞留と雪道でのキズがサビ進行の要因に

札幌清田店や札幌西野店などの札幌エリア店舗では、「ロッカーパネル(側面下部)」や「タイヤハウス(タイヤ周辺)」への相談が集中しているという。

同社によると、過酷な雪道走行で生じた塗装の剥がれに融雪剤(塩化カルシウム)が溶け込んだ雪水が入り込み、パーツの裏側や継ぎ目に滞留して酸化を急激に早めるメカニズムが推察されている。冬道で生じた微細なキズを放置したまま融雪剤の影響を受け続けることが、サビの発生や重症化の誘因になっていると考えられるとしている。
資産価値や安全性に関わる影響とプロが勧める対策
サビ被害は見た目だけでなく、複数のリスクを引き起こすとしている。内部進行により売却・下取り時の査定額が大幅に減額される要因となるほか、骨格部分まで腐食が進むと車体強度の低下や車検不適合につながる懸念がある。また、同社のデータによると北海道エリアのサビ関連修理は平均して10万円を超え、重度化すると高額な修理費用が発生するという。
同社は本格的な積雪や凍結を前に、スタッドレスタイヤへの交換時に下回りのキズを確認することや、10月末〜11月頭のうちに下回りのサビ止め塗装(アンダーコート)やボディのコーティングといった防錆処理を施すことを推奨している。
株式会社イケウチについて
株式会社イケウチは、池内 美友が代表取締役社長を務め、全国36店舗を展開する板金塗装専門店「池内自動車」を運営している。2026年には年間修理台数39,115台を突破した。
- 所在地: 〒102-0083 東京都千代田区麹町五丁目3番23号 WeWork日テレ四谷ビル 2F
- 事業内容: 自動車板金補修およびそれに付随する全ての業務
- コーポレートサイト: https://ikeuchi-jidousha.co.jp
本記事は株式会社イケウチの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



