シャロン、Angelus Japanへ統合型クラウドERPを導入
株式会社シャロンは、医療機器商社のAngelus Japan株式会社に対し、中小企業向け統合型クラウドERPパッケージ「Microsoft Dynamics 365 Business Central」を導入しました。これにより、データに基づく迅速な経営判断と法令対応を両立させ、複雑な売上原価のリアルタイム可視化を実現しています。さらに、新たにTeams Phoneとの連携機能を開発し、電話着信時に顧客情報や取引履歴を確認できる仕組みを構築して業務効率向上を図りました。
Angelus Japan株式会社は、大阪の拠点を中心に少数精鋭の体制で全国展開を進めています。歯科業界におけるデジタル化の波を捉えた取り組みの一方で、事業成長の加速に伴い、確かな経営基盤と変化に柔軟に対応できるシステムの必要性を判断し導入の検討に入りました。
従来の運用では、会計と販売のシステムが連携しておらず仕入から会計までの一括管理ができなかったことや、多通貨による仕入れや為替変動に対し販売時の正確な原価をリアルタイムに把握する手段がない点、当初導入したERPが実務に即しておらず数字が見えない状況が続いていた点が課題となっていました。同社はこれらの課題を抜本的に解決するため、実務に即したシステムの再構築を決断しました。
ERP導入による効果

今回のシステム導入により、以下の効果が得られています。
- Power BIとの連携によって利益や在庫状況、地域別シェアが可視化され、経営判断のスピードが向上
- 複雑な原価計算のロジックをDynamics 365 Business Centralで適正化し、精緻なコスト管理と利益分析を実現
- 入金消込などの業務自動化による現場の作業負荷軽減と業務効率の向上
- 属人化していた購買の意思決定を過去データに基づきルール化し、発注遅れによるリードタイムのロスを削減
- Teams PhoneとのCTI連携により、着信時に顧客情報や過去の取引履歴を確認できる環境を構築し、問い合わせや追加注文への迅速な対応を実現
今後の展望
Angelus Japan株式会社は、蓄積されたデータを活用した「品質管理の高度化」と「サービス領域の拡大」を視野に入れています。Dynamics 365 Business Centralの拡張性を活かし、修理ビジネスにおけるサービス管理モジュールの活用やサブスクリプション型ビジネスへの対応など、新たなビジネスモデルへの挑戦も構想しています。
企業概要とソリューション情報
Angelus Japan株式会社
2018年にブラジルの歯科材料メーカーAngelus社の製品の輸入、販売を主に手がける医療機器商社として設立されました。現在は輸入業に加え、検品やパッキング、国内法規制に準拠した手続きなどを手がけています。
株式会社シャロン
埼玉県所沢市に本社を置き、代表取締役社長を瀬戸谷 武志が務めています。Microsoft製品を中心としたシステム導入コンサルティングや開発・保守、各種マーケティングコンテンツの企画・制作を展開しています。
本記事は株式会社シャロンの発表をもとに作成されています。
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