小郡市の平田家住宅そで壁が復原 令和8年10月31日にお披露目会開催へ
NPO法人文化財保存工学研究室は、市指定有形文化財である平田家住宅において、日本郵便年賀寄付金配分事業を活用したそで壁の復原が完了したことを発表した。これに伴い、令和8年10月31日(土)にお披露目会が開催され、同日以降は一般公開が開始される。
写真を手がかりに当時の姿へ復原
2年前、昭和時代はじめ頃に平田家を撮影した写真が見つかり、太鼓橋(渡り廊下)の先に透かし窓の入った漆喰壁が写っていたことが判明した。これを受け、日本郵便年賀寄付金配分事業の助成により、当時の姿への復原が進められていた。今回の取り組みは、復原された平田家住宅そで壁を広く知ってもらうことを目的としている。
令和8年10月31日にお披露目会を実施
復原完了を記念したお披露目会は、平田家住宅(小郡市小郡1155)にて令和8年10月31日(土)に開催される。当日のプログラムは以下の通りとなっている。
- 13時00分~:年賀寄付金配分事業 復原部分のお披露目式典
- 13時20分~:現地説明(NPO法人文化財保存工学研究室 事務局長 片岡宏二さん)
なお、当日14時からは会員や寄付者を対象とした建築講座「平田家住宅公開修理」(施工と解説:古賀友貴さん(古賀建築事務所)、重松勇貴さん(勇貴建設))が2時間程度開催される。来場者向けの駐車場として、小郡小学校駐車場が指定されている。平田家住宅は10月31日(土)以降、一般公開される。
平田家住宅の歴史と利用案内
平田家住宅は、木蝋業により財を成し、近代における小郡の経済発展の一端を担った豪商の邸宅である。幕末から明治初期にかけて座敷・主屋・塀が建てられ、明治末期から大正期にかけて数寄屋、昭和3年には新座敷・太鼓橋でつながる客殿が建築された。同じく昭和3年に整備された庭園(平田氏庭園)は国登録記念物に指定されている。
施設の概要および問い合わせ先は以下の通り。
- 開館時間:9時00分~16時30分(入館16時まで)
- 休館日:日・月・祝日、年末年始(12月28日~1月4日)
- 主催・問合せ:NPO法人文化財保存工学研究室(TEL 0942-73-1510)
本記事はNPO法人文化財保存工学研究室の発表をもとに作成。
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