オプティム、病院向けOPTiM AI ホスピタルフォンを2027年1月提供へ
株式会社オプティムは、病院向けスマートフォンサービス「OPTiM AI ホスピタルフォン」を2027年1月に提供開始する予定です。院内スマートフォンの用途を通話だけでなく連絡・依頼・記録の業務端末へと広げ、医療現場の業務負担軽減を支援します。同サービスは特許出願中となっています。
院内の情報連携と記録作成を支援する主な機能
「OPTiM AI ホスピタルフォン」は、院内コミュニケーションのストレス軽減や業務効率化を目的とした複数の機能を備えています。
院内チャット機能では、診療科や病棟などのグループ宛てや個人へのメンション連絡が可能です。送信前にAIがSBAR(状況・背景・評価・提言)などの観点から報告内容をレビューし、不足情報の補完を促すことで確認の往復を減らします。また、ワークフロー機能を組み合わせることで、薬剤の追加オーダー依頼から承認までをスマートフォン上で完結できます。AIが直近のやり取りを要約して提示するため、経緯を素早く把握して判断できます。



セキュアカメラとセキュアボイスレコーダー機能では、創部の状態や機器の表示値の撮影、インフォームド・コンセントやカンファレンスの録音をセキュアに行えます。撮影データは患者IDと場所が自動付与されてサーバーに保存され、端末内には残りません。録音データはAIが文字化や校正を行い、一定期間で自動削除されます。

これらのチャット履歴、撮影画像、録音音声をもとに、AIが訪問看護記録や経過記録、電子カルテ転記用のドラフト文書を自動作成します。未入力項目は推測せず「要確認」として通知されます。このほか、入館ICカード等を用いたID管理・ゲストモード、院内マニュアル等を検索できるAIチャットボット、病院向け生成AIサービス「OPTiM AI ホスピタル」との連携オプション(DWHの保有が前提)も用意されています。

セキュリティ面では、医療情報の安全管理に関する3省2ガイドラインに準拠した環境で提供されます。通信および保存データは暗号化され、ログアウト時などにキャッシュを消去するクライアントファイルレス設計を採用しています。
また、全国の医療機関370施設・約50,000台で稼働するMDM・PC管理サービス「OPTiM Biz」(デロイト トーマツ ミック経済研究所 2025年8月発刊「コラボレーション・モバイル管理ソフトの市場展望 2025年度版」で国内市場シェアNo.1)と連携可能です。管理下の端末への一括配信や、許可していないアプリの利用制限、私物端末からのアクセス防止などを一元管理画面から行えます。
導入の背景とサービス概要
病院内ではPHSの生産や保守サポート終了の見込みに伴いスマートフォンの導入が進んでいるほか、厚生労働省の「医療分野における業務効率化・職場環境改善支援事業」(1病院あたり最大8,000万円、補助率4/5)など国の補助事業も行われています。さらに、2024年4月の医師の時間外労働上限規制の適用を背景に、文書業務のタスク・シフト/シェアや効率化が求められています。
サービスの概要は以下の通りです。
- サービス名:OPTiM AI ホスピタルフォン
- 提供開始時期:2027年1月(予定)
- 提供形態:月額サブスクリプション
- 価格(予価、税抜き):月額1,500円 ~ 1,980円/ID
- トライアル:最大1ヶ月の無償トライアル
- サービスページ:https://www.optim.co.jp/optim-ai-hospital/phone
本記事は株式会社オプティムの発表をもとに作成。
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