ブランディングワークス、LLMO計測ツールにChatGPTの検索語を表示する機能を追加
株式会社ブランディングワークスは、AIが自社をどう紹介しているかを計測する「LLMO計測ツール」において、ChatGPTが回答の前に行っている検索の内容(ファンアウトクエリ)を表示する機能を追加した。あわせて、無料かつ登録不要で利用できるデモ画面でも同機能を公開している。
追加機能とファンアウトクエリの仕組み

ChatGPTなどのAIは、Web検索を伴う質問に答える際、回答を作成する前に質問の内容から検索語を組み立て、自ら検索を行って情報を収集する。1つの質問を複数の検索に分割して調べるケースもあり、この仕組みは「クエリファンアウト」、その際に使われた検索語は「ファンアウトクエリ」と呼ばれる。
今回追加された機能では、ChatGPTが実際にどのような言葉で検索したかを、計測した質問ごとに一覧で確認できる。検索語は回答の根拠となるWebページを左右するため、自社のページが拾われやすい言葉を把握する手がかりとなる。
計測データに見るChatGPTの検索傾向
同社が自社について計測しているデータによると、ChatGPTは1,990回の回答すべてにおいて、回答の前に検索を行っていた。使われた検索語は、1回の回答につき1つであった。
同じ質問を繰り返した場合でも検索語は毎回変化し、1つの質問から生成された検索語は39日間で平均63種類にのぼった。
検索語には質問文にない言葉が加えられるケースもある。例えば「費用がおさえられて、実力のあるおすすめのSEO会社は?」という質問に対し、ChatGPTは「日本 格安 SEO 会社 評判」のように「評判」を足して検索していた。質問にない「評判」が加わった検索は計132回確認されており、AIが「実力」を確かめる材料として評判や口コミを探していると同社はみている。
また、日本語の質問に対して英語で検索した回数も全体の約1割(190回)を占めた。
なお、この計測の概要は以下の通りである。
- 対象AI:ChatGPT(Web検索を有効にした状態)
- 質問:SEO・AI検索対策の依頼先に関する17種類の質問
- 期間:2026年9月11日〜10月26日のうち、計測を実施した39日間
- 回答数:1,990件
ファンアウトクエリを確認することで、AIが自社の業界をどのような言葉で調べているかを把握できる。同社は具体的な活用法として以下の点を挙げている。
質問にない言葉への備えとして、「実力」という単語に対して「評判」が追加された事例のように、実績やお客様の声をまとめたページを自社サイトに用意することや、口コミサイト・比較サイトへの掲載を検討するなど、検索された際に見つかる情報を整えておくことが有効だという。
また、同じ質問でも検索語が変わるため、よく使われている検索語を確認し、サービスページの見出しや「よくある質問」に取り入れることで、AIの検索に拾われる機会を増やすことができる。
さらに、日本語の質問でも英語で検索される場合があるため、社名やサービス名の英語表記を公式サイトに併記しておくことで、英語検索時にも自社の情報に到達しやすくなるとしている。
LLMO計測ツールは、AIが自社をどう紹介しているかを毎日自動で計測するサービスで、言及率の推移、競合との比較、評判の内訳、AIが参照したWebサイトなどを確認できる。料金は月額10万円からで、担当者による改善提案が含まれる。
デモ画面: https://ai.branding-works.jp/measurement-llmo-tool/demo/
株式会社ブランディングワークスの概要は以下の通り。
- 社名: 株式会社ブランディングワークス
- 所在地: 千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2 ショップ&オフィス棟6F
- 代表者: 代表取締役 根谷泰順
- 事業内容: SEO・AIO(LLMO/GEO)対策・コンテンツマーケティング支援・記事作成・Web制作・メディア運営 etc.
- Webサイト: https://branding-works.jp
本記事は株式会社ブランディングワークスの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



