Uravation、研修復命書や報告書のテンプレートと記入例を無料公開
生成AIの研修やコンサルティングなどを手掛ける株式会社Uravationは、受講後の復命書や研修報告書の作成に対応した資料「研修復命書テンプレート(Word・記入例つき)」を自社サイトで無料公開している。公用文および社内文書向けのWord様式や記入例に加え、所感や今後の対応の書き直し方、生成AIを用いた下書き作成の手順などをまとめた資料となっている。

4つのブロックで構成する様式と記入例

厚生労働省「令和7年度 能力開発基本調査」(2026年7月31日公表)によると、正社員に職場の外の研修(OFF-JT)を行った事業所は70.9%、能力開発の成果を評価して処遇に反映させている事業所は72.8%に上る。一方で、受講後の報告書作成において所感の書き方に悩むケースも少なくないことから、同社が法人向け生成AI研修で提供してきた型をもとに本資料が作成された。
公開された資料はPDF・横型22ページで、Word 4本が同梱されている。研修復命書と研修報告書はいずれも「研修概要・内容の要点・所感・業務への活用」の4つのブロックで構成され、分量は研修の要点を全体の3割までにとどめ、残りを所感と業務への活用に充てる形式となっている。



同梱されているWordファイルの内容は以下の通り。
- 研修復命書(様式)と研修復命書(記入例)
- 研修報告書(様式)と研修報告書(記入例)

記入例は生成AI研修を受講した想定で作成されており、様式の2ページ目には記入の目安も記載されている。
所感の書き直し方とAIによる下書き手順


資料内では、具体性に欠ける表現を改善するためのポイントが解説されている。所感は主語を「当課の業務」に替え、現在のやり方と研修内容の差、その差の意味、持ち帰ることの3文でまとめる手法を提示。研修内容は要点を3〜5点に絞り、今後の対応は誰が・何を・いつまでにの形で書くよう整理されている。
また、受講メモからAIを活用して下書きを作成する手順も紹介されている。Claudeで実際に動かした画面5枚(2026年10月4日撮影、入力メモは架空の内容)を交え、メモの仕分け、下書きの依頼、直しの依頼、自分での仕上げという4つのステップを説明している。受講者名簿や顧客の個人情報、取引先の未公開情報、社外秘の研修資料本文はAIに入力しないといった注意点や、所属組織の利用ルールに従う前提についても触れられている。
提出前チェック項目と研修担当者向けの運用手順
資料には、提出前に確認すべき10項目(書き方の5項目と、事実と扱いの5項目)が1ページにまとめられている。日付・名称・数字の照合や個人情報の有無などは、AI利用の有無にかかわらず確認する項目として位置付けられている。
さらに、研修担当者向けの内容として、様式を1つに決める、期限を伝える、保管する、次の研修に返す、という4つのステップを掲載。受講者ごとに記述形式がばらつくのを防ぎ、報告を比較・検証しやすくするための運用方法が示されている。
株式会社Uravation代表取締役の佐藤 傑氏は、上司が読みたいのは感想ではなく課のやり方との差や次に何をするかであるとし、「所感を差・意味・持ち帰りの3文で書き、今後の対応に誰が・何を・いつまでにを入れると、研修のあとの1枚が、次の業務につながる書類になります」とコメントしている。
資料の入手方法と会社概要
本資料は、専用ページのフォームから申し込むことでダウンロードできる。費用は無料で、申し込み後に表示されるボタンやメールで案内されるURL(有効期限は7日間)から取得可能。ファイル容量はPDFとWordの合計で約4.5MBとなっている。
- ダウンロードページ:https://uravation.com/downloads/kenshu-fukumeisho-template/
株式会社Uravationの概要は以下の通り。
- 会社名:株式会社Uravation
- 所在地:東京都文京区本郷6丁目25番14号
- 代表者:代表取締役 佐藤 傑
- 設立:2024年2月
- 事業内容:生成AIの研修・コンサルティング・開発
- URL:https://uravation.com
本記事は株式会社Uravationの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



