AnyMind GroupがMetaと連携、SNS広告とライブコマースを統合支援へ
AnyMind Group株式会社は、Metaとライブコマース領域におけるパートナーシップを締結した。FacebookおよびInstagramのライブ動画広告を通じた集客と、AnyMind Group株式会社が提供するライブコマースソリューションを組み合わせ、ブランド企業の販売機会拡大を支援する。本連携による機能は、2026年第4四半期よりFacebookのライブ動画広告で利用可能となり、2027年初頭にはInstagramにも対応する予定となっている。
広告による集客とライブコマース運営の分断を解消へ
ライブコマースはアジア太平洋地域を中心に活用が進む一方、従来の形式ではShopeeやLazadaなどのECモール内での集客に依存するケースが多く見られた。自社ECサイトなどで配信を行う際は別途広告施策を展開する必要があり、広告集客と運営が分断されていることで、新規視聴者へのリーチや、集客から購買、流通取引総額(GMV)までの一貫した把握・改善が難しいという課題が存在していた。
今回の連携により、ライブ配信中にFacebookおよびInstagramのライブ動画広告を通じて新たな視聴者を誘導することが可能になる。誘導先は自社ECサイトやアプリ、ECモール内の店舗、チャットを通じた購入など多様な購買方法に対応し、SNS上での商品発見から配信参加、購買までをつなぐ導線を整備する。
人間とAIを組み合わせた3つの配信モデルに対応
配信体制においては、テクノロジーと各市場の運営チームを組み合わせ、企業の目的や商材に応じた3つのモデルを提供する。
- 人間によるライブコマース:アジア太平洋地域に展開する85のライブコマーススタジオを活用し、新商品発売や大型セールなどリアルタイムな対話が重視される場面で実施する。
- AIによるライブコマース:AIライブコマースプラットフォーム「AnyLive」を活用し、AIアバターによる長時間の配信を通じて販売機会の創出と運営効率化を図る。
- ハイブリッド型ライブコマース:視聴者の多い時間帯には人間が配信を担当し、それ以外の時間帯はAIが引き継ぐことで、双方向の対話と長時間の継続配信を両立させる。
また、ECモールと自社チャネルへの同時配信など複数チャネルを横断した展開に対応するほか、配信中の視聴者反応や購買要因を分析し、施策の継続的な改善を支援するとしている。
両社担当者の見解
MetaのProduct Marketing ManagerであるLinda Taylor氏は、ライブ動画広告によって関心の高い視聴者を呼び込める点に触れ、アジア太平洋地域のブランド企業がライブコマースを継続的なマーケティング活動の一環として取り入れることへの期待を示した。
AnyMind Group Managing Director of Global E-Commerceの久保 銘中氏は、これまで独立していた視聴者獲得とライブコマース運営を密接につなぐことで、企業がプラットフォームや市場、運営モデルを横断して柔軟に展開できるよう支援するとともに、エンゲージメントや購買につながる要因の可視化を進めていくとしている。
AIライブコマースプラットフォーム「AnyLive」は、AIアバターによる長時間配信、スクリプト生成、リアルタイムコミュニケーションやデータ分析・改善などを提供している。専門スタッフによる運用支援と組み合わせて一貫支援を行うが、対応言語・プラットフォームは国や地域によって異なる。
- AnyLive公式サイト:https://anylive.jp/
AnyMind Group株式会社は、代表取締役CEOを十河 宏輔が務め、2016年4月にシンガポールで創業したテクノロジーカンパニーである。アジアを中心に15ヵ国・地域で事業を展開し、東京証券取引所グロース市場(証券コード:5027)に上場している。
- AnyMind Group株式会社URL:https://anymindgroup.com/ja/
本記事はAnyMind Group株式会社の発表をもとに作成。
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