Dellows News

Brivo、自然言語で検知条件を設定できるAI映像エージェントEevaを紹介

Brivo株式会社は、検知したい対象や状況を自然言語で指定できるAI映像エージェント「Eeva(イーヴァ)」の機能と、海外での活用事例を紹介しました。Eevaは「Brivo Eagle Eye 映像監視」の機能を拡張するAIエージェントで、設定した条件に応じた映像解析と通知を通じて企業の施設管理や安全管理を支援します。米国Brivoが2026年3月17日に発表したシステムで、対応する既存の監視カメラ映像を活用し、プログラミング不要で監視対象に応じた柔軟な条件設定が可能です。

自然言語での条件設定と文脈を踏まえた映像解析

Eevaは、日常的な言葉で検知したい対象や状況を記述するだけで映像を解析し、該当する状況を検知して通知します。条件作成にプログラミングやAIモデル開発の専門知識は必要ありません。例えば製造現場において、安全ベストを着用していない作業員を検知する条件を設定できます。設定条件は過去の映像で検証できるほか、検知の確認間隔や通知方法も現場の運用に合わせて設定できます。

解析にはエンタープライズ向けのVLM(視覚言語モデル)を活用したAIが用いられ、映像内の物体や位置関係、場面の文脈を踏まえて設定条件に合致する状況を識別します。対応するシステム構成では事前に設定したアクションとの連携も可能です(利用できる連携機能は契約内容やシステム構成に応じた確認が必要)。

また、「Brivo Eagle Eye 映像監視」のカメラ映像をクラウド上で解析するため、専用カメラやAI処理機器の追加を前提とせず既存のカメラを活用できます。なお、接続条件やネットワーク環境など利用に必要な構成の事前確認が求められるほか、検知結果は撮影範囲、照明、遮蔽、設定条件などの影響を受けるため、検知後の状況確認や対応は各施設の運用体制に基づいて行う必要があります。

海外の集合住宅やEV充電施設での活用事例

海外ではすでに具体的な対策としての導入が進められています。ノルウェーのローレンスコグに拠点を置くEnter Securityは、集合住宅「Lørenskog Hageby」において、ごみ箱の外にごみが放置された状況を検知する不法投棄対策にEevaを活用しています。同社の最高執行責任者(COO)であるEdward-Oliver Olafsen氏は、適切なごみ出しと放置されたごみを区別する機能や、導入および設定のしやすさを評価しています。なお、本事例は海外の利用事例であり、日本国内での導入実績や同一の効果を示すものではありません。

また、英国ウェスト・ヨークシャーのKings Secure Technologies(KST)では、EV充電施設におけるケーブル盗難対策としてEevaを活用しています。通常の人や車両の出入りと、監視対象エリアからケーブルを持ち去ろうとする状況を識別し、施設側の対応に役立てています。このほか、製造現場での安全ベスト未着用や、飲食店での手袋の着用状況の確認といった用途も紹介されています。

日本国内での展開状況と会社概要

Eevaは日本国内でも販売を開始しており、複数の企業で試験運用が進められています。現時点において検知条件の設定は英語のみ対応していますが、設定作業についてはBrivoがサポートを行います。

  • 会社名: Brivo株式会社
  • 所在地: 東京都渋谷区代官山町8-5 代官山8.5ビル4階
  • 事業内容: クラウドを基盤とした映像監視、入退室管理、来訪者管理、侵入検知などのセキュリティーソリューションの提供
  • 製品情報: https://www.brivo.com/ja/products/video-analytics/eeva/
  • デモのお問い合わせ: https://www.brivo.com/ja/demo

本記事はBrivo株式会社の発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間