Linkhola、遮熱塗料活用で自社調べ世界初のボランタリークレジット3 tCO2e発行
株式会社Linkholaは2026年9月17日、シロキコーポレーション株式会社が申請した「遮熱塗料ミラクールによる省エネ&カーボンクレジット創出プロジェクト」に対し、ボランタリーカーボンクレジット3 tCO2eの発行を完了しました。遮熱塗料の塗布による空調負荷削減を対象としたボランタリーカーボンクレジットの発行としては世界初となります(Linkholaによる2026年10月時点のWeb調査)。本件は、Linkholaが運営する民間主導の「EARTHSTORYボランタリークレジット制度」で策定した方法論を適用した第1号のクレジット発行です。

遮熱塗料による削減効果をモデル算出方式で定量化



本プロジェクトでは、建物の屋根に遮熱塗料「ミラクール」を施工することで日射による熱流入を抑え、冷房電力使用量とCO2排出量の削減を図ります。年間の削減量算定においては暖房期の負荷増加分も考慮されます。
効果の測定には、公的気象データと物理熱計算モデルを組み合わせた独自の方法論を採用しました。これにより、高額なIoT計測機器を用いない「モデル算出方式」での定量化を可能にしています。従来は定量評価が困難とされていた遮熱塗料の省エネ効果について、第三者機関による妥当性確認(2026年7月29日)と検証(2026年9月1日)を経て、3 tCO2eのクレジットとして発行されました。
遮熱効果によって室内温度が抑制されるため、従業員の熱中症リスク軽減など作業環境の改善にもつながります。

4社連携による枠組みと15年間の長期計画

今回の取り組みは、株式会社カンセキによる店舗アセットの提供、シロキコーポレーション株式会社による施工・管理統括、株式会社ミラクールによる塗料提供と定量評価、そして株式会社Linkholaによる第三者審査・クレジット発行という4社の連携により実現しました。
単発の施工にとどまらず、全国の工場や倉庫、店舗へと順次拡大するプログラム型プロジェクトとして設計されています。15年間で累計最大88万㎡の施工とCO2削減量の創出を目指しており、シロキコーポレーション株式会社は将来計画としてプロジェクト全体で年間1,000トン以上、累計約18,651 tCO2eの削減を目標に掲げています。

また、シロキコーポレーション株式会社はLinkholaが運営する企業イニシアティブ活動「脱炭素経営イニシアティブ」に会員として参画しており、2026年11月20日に開催される招待制イベント「VOLUNTARY CARBON CREDIT SUMMIT 2026」に登壇して本プロジェクトの実績などを報告する予定です。
本プロジェクトの対象期間は2025年6月9日から2026年6月8日までとなっており、発行基準にはEARTHSTORYボランタリークレジット制度が用いられています。
関係企業の概要は以下の通りです。
プロジェクト運営管理者・受領者:
- 社名:シロキコーポレーション株式会社
- 代表者:代表取締役社長 堀 智彦
- 所在地:愛知県名古屋市千種区千種3-26-18
- 事業内容:工場・倉庫・商業施設・集合住宅等の環境配慮型建物改修工事
- 創業:1922年5月10日
制度運営者・発行者:
- 社名:株式会社Linkhola
- 代表者:代表取締役 野村 恭子
- 所在地:東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F
- 事業内容:カーボンニュートラル支援事業、地方創生事業、脱炭素・DXに向けたコンサルティング事業
- 設立:2020年1月20日
本記事は株式会社Linkholaおよびシロキコーポレーション株式会社の発表をもとに作成しています。
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