オフィスコムの調査、デスクワーカーの約4割が現在の椅子に不満と回答
オフィス家具の製造・販売などを手掛けるオフィスコム株式会社は、中小企業やベンチャー・スタートアップ企業を対象にした「スタートアップ・中小企業におけるオフィス環境投資と生産性」に関する調査結果を発表しました。調査によると、1日6時間以上のデスクワークを行うワーカーの約4割が現在使用している椅子に不満を感じている実態が明らかになりました。また、身体に不快感がある層の約7割が集中力や作業効率の低下を実感していることも示されています。
1日6時間以上のデスクワークを行う在宅ワーカー・オフィスワーカーに対し、普段の業務で使用している椅子の満足度を尋ねたところ、「とても満足(7.7%)」「やや満足(54.4%)」「やや不満(28.7%)」「とても不満(9.2%)」となり、不満を抱える層が約4割を占めました。

身体的な違和感や不満としては、「肩や首がこる・疲れる(23.7%)」が最も多く、次いで「腰や背中に負担・痛みを感じる(21.6%)」「座っている間に姿勢を変えたり、座り直したりすることが多い(14.6%)」が挙げられています。
こうした違和感や不満がある層に対し、椅子の座り心地や身体の不快感による集中力や作業効率の低下について聞いたところ、「頻繁にある(10.3%)」「たまにある(58.8%)」を合わせて約7割が低下を感じていると回答しました。また、疲労や集中の途切れによって1日に失われている実質的な業務時間については、「15分〜30分未満(24.1%)」が最多で、「30分〜1時間未満(23.8%)」が続き、約5割が1日あたり15分〜1時間未満の時間を損失していると回答しています。

今後オフィスチェアを選ぶ際に重視する機能や特徴としては、「クッション性が高く、座り心地がよい(28.0%)」が最も多く、「座面の高さを調整できる(24.9%)」「背もたれの角度を調整できる(リクライニング)(17.0%)」といった調整機能が上位に入りました。

経営層の約7割が必要性を認識も導入コストなどが壁に
一方、経営者・役員を対象に執務環境への投資についての考えを尋ねたところ、「必要性に応じて、積極的に投資したい(30.4%)」と「必要性は感じているが、他の施策を優先したい(37.3%)」を合わせ、約7割が必要性を認識していました。「現状の執務環境で十分だと考えている」は20.5%、「特に考えたことはない」は11.5%でした。

オフィスチェアを導入・入れ替える際の障壁としては、「導入コストが大きい(35.3%)」がトップで、次いで「どの製品・モデルを選べばよいかわからない(28.1%)」「導入による効果や費用対効果(ROI)を判断しづらい(26.7%)」が続いています。

全席導入・入れ替えを想定した場合の妥当な予算感(1脚あたり)については、「2万円〜3万円未満(24.9%)」が最多となり、「1万円〜2万円未満(22.4%)」「3万円〜5万円未満(22.4%)」と合わせて1万円〜5万円未満の価格帯に回答が集まりました。

疲れにくさを共通して重視 期待する効果には立場の違い
オフィスチェアを選ぶ際に重要だと思う要素については、ワーカーと経営層の双方が「長時間座っても疲れにくいこと(44.2%)」を最も高く評価しました。次いで「身体にフィットしやすいこと(28.0%)」「座り心地がよいこと(27.6%)」が続いています。
調整しやすいオフィスチェアを導入した場合に期待する変化については、経営者・役員は「作業効率・生産性の向上(38.3%)」を最も重視し、次いで「働きやすさ・快適性の向上(35.0%)」「身体的な負担や疲労の軽減(32.3%)」となりました。一方、ワーカー側は「身体的な負担や疲労の軽減(39.1%)」が最多で、「集中しやすくなる(29.3%)」「働きやすさ・快適性の向上(26.0%)」が続くなど、立場によって期待する焦点に違いが見られました。

- 商号:オフィスコム株式会社
- 代表者:代表取締役社長 室木 剛
- 所在地:東京都千代田区九段北4-1-7 九段センタービル7F
- 事業内容:オフィス家具の製造・販売、オフィスレイアウト設計、内装工事・パーテーション施工、OA機器販売、ビジネスフォン販売
本記事はオフィスコム株式会社の発表をもとに作成しました。
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