日本蓄電池が岡山県真庭市の系統用蓄電施設NC真庭市田羽根蓄電所で受電開始
日本蓄電池株式会社は、岡山県真庭市に建設した系統用蓄電施設「NC真庭市田羽根蓄電所」において、2026年9月30日に受電を開始しました。
本施設は、再生可能エネルギーの出力変動を吸収・平準化する地域分散型エネルギー拠点として位置づけられています。あわせて、災害時に地域の電力供給を支える防災拠点としての機能も備えています。
電力市場への対応と地域防災機能
再生可能エネルギーの普及拡大に伴い電力需給バランスの調整が課題となる中、本施設は変動を吸収して系統運用の安定化を図る役割を担います。
運用面では、JEPX(卸売市場)、需給調整市場、容量市場に対応します。さらに、災害発生時には地域の電力供給を支えることで、地域のレジリエンス(防災力)向上にも寄与する設計となっています。
施設の特徴と設備構成
本プロジェクトでは、CATL製の蓄電システムとTMEIC製のPCS(パワーコンディショナ)が採用されました。高い信頼性と制御性能を備えた設備構成により、各市場での安定運用を目指します。
施設の設計および施工は株式会社中電工が担当し、地域の環境保全や安全性に配慮した工事が実施されました。
施設の概要は以下の通りです。
- 施設名:NC真庭市田羽根蓄電所
- 所在地:岡山県真庭市
- 定格出力・容量:1,999kW・8,146kWh
- 蓄電池システム:TMEIC(蓄電池:CATL)
- 運転開始日:2026年9月30日
- 設計・施工会社:株式会社 中電工
今後の展開
日本蓄電池株式会社は、全国各地で系統用蓄電プロジェクトを推進する方針です。地域社会や自治体、企業との連携を深めることで、脱炭素社会の実現と災害対応力の向上に貢献していくとしています。
参画企業の概要
- 日本蓄電池株式会社
- 代表者:代表取締役社長 漆原秀一
- 所在地:東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング13階
- 事業内容:系統用蓄電池施設の開発・運営
- URL:https://nipponchikudenchi.co.jp
- 株式会社中電工
- 代表者:代表取締役社長 重籐隆文
- 所在地:広島県広島市中区小網町6番12号
- 事業内容:電気設備工事事業、再生可能エネルギー関連事業、防災・消防設備工事事業 ほか
- URL:https://www.chudenko.co.jp
- 株式会社TMEIC
- 代表者:代表取締役社長 川口章
- 所在地:東京都中央区京橋3-1-1(東京スクエアガーデン)
- 事業内容:製造業プラント向け産業システム・電機品の販売、環境・エネルギーシステムの販売 ほか
- URL:https://www.tmeic.co.jp
本記事は日本蓄電池株式会社の発表をもとに作成しました。
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