双日テックイノベーション、仮想化基盤の選定軸を解説するセミナー開催へ
双日テックイノベーション株式会社が主催する、サービスプロバイダー向けの仮想化基盤選定に関するセミナーが開催される。協賛は日本ヒューレット・パッカード合同会社、協力はマジセミ株式会社が務める。本セミナーでは、製品スペックや価格の単純な比較にとどまらず、自社のサービス基盤に合致したPlatformを見極めるための判断軸が提示される予定だ。
Gartnerは2026年9月、サーバー仮想化市場が「過去10年以上で最も大きな変化」に直面していると指摘している。サービスプロバイダーにおける仮想化基盤は社内ITとは異なり、顧客に継続してサービスを提供し売上を生み出すための事業設備に位置づけられる。そのため、ライセンス価格や機能だけでなく、物理リソースを販売可能なリソースへどれだけ変換できるか、複数顧客を安全に収容できるか、障害時にもサービスを維持できるか、運用負荷を抑えられるかといった視点が求められる。
さらに、既存VM/IaaSの維持や拡大に加え、Container、GPU/AI、Private Cloud、Public Cloud連携、運用自動化・高度化、AIOpsなど、サービスと運用の両面で対応すべき領域が広がっている。現在の市場環境においては、「VMwareを継続するか、別のPlatformへ移行するか」という二者択一ではなく、自社が提供するサービスに合わせてPlatformに何を求めるのかを見極める物差しが必要とされている。
設計思想の違いと基盤全体の経済性
仮想化Platformには多様な選択肢が存在するが、それぞれ何を最適化しているかというDesign Centerが異なる。統合によって複雑性をPlatform側で吸収するもの、HardwareやStorageの自由度を利用者側に残すもの、サービスプロバイダー/Multi-Tenant運用を重視するものなど、構成や設計思想に違いがある。
投入した物理リソースのうち顧客へ提供できる実量や、監視・アップグレード・障害対応を含む運用負荷、マルチテナントでのサービス提供への適応力、将来の需要への拡張性などは製品ごとの設計思想によって左右される。ライセンス価格が低く抑えられていても、必要となるノード数や実効容量、冗長化、運用工数を総合するとサービス基盤全体のEconomicsは変化するため、自社が何を最適化すべきかという視点が重要視される。
本セミナーでは製品の優劣を競うのではなく、リソース効率、運用、マルチテナントをはじめとするサービス基盤適合性、将来性といった観点から各基盤の設計思想の違いとTrade-offが整理される。現在の基盤をすべて置き換える前提にとどまらず、単一Platformへ集約する場合と将来に向けて複数選択肢を使い分ける場合の考え方も解説される。

複数基盤を選択する際にService Deliveryを分断させない実装アプローチの一つとして、HPE Morpheus Enterpriseなども紹介される。対象としては、Service Provider、IaaS、クラウド、ホスティング、Managed Service Providerなどで基盤選定に関わる担当者や、VMware、Nutanix、Proxmox VE、HPE Morpheus VM Essentials、Virtuozzo、OpenShift Virtualizationなどの比較・検討を行う関係者などが想定されている。
関連組織および問い合わせ先
本セミナーの開催概要に関わる企業情報および窓口は以下の通り。
- 主催:双日テックイノベーション株式会社
- 協賛:日本ヒューレット・パッカード合同会社
- 協力:マジセミ株式会社
- マジセミ株式会社 所在地:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3番12号
- お問合せ:https://majisemi.com/service/contact/
本記事はマジセミ株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



