NPO法人しろひげ・たゆらかファンド 移動型居場所たゆワゴン製作へCF開始
東京都江戸川区で居場所づくりに取り組むNPO法人しろひげ・たゆらかファンドは、居場所に来られない人に向けた移動型居場所プロジェクト「しろひげ たゆワゴンの、途中下車マルシェ」を開始しました。これに伴い、活動に必要な人・コト・モノを載せて地域を巡る車両「たゆワゴン」をつくるため、クラウドファンディングを実施しています。
訪問診療から見えた孤立の課題と移動型居場所の背景
NPO法人しろひげ・たゆらかファンドは、江戸川区を拠点に訪問診療を行う医療法人社団 しろひげファミリー しろひげ在宅診療所と連携し、医療だけでは解決できない地域の課題に取り組むために設立されました。訪問診療を通じて出会う人の中には、がん末期や難病、高齢者だけでなく、ひきこもり状態や不登校、こころの障がいなど自宅から出られず社会から孤立した状態にある人たちも多く存在します。
全国で不登校の子どもは35万人を超え、ひきこもり状態にある人は推計146万人とされています。江戸川区が令和5〜6年度に実施した実態調査では、10,132人がひきこもり状態にあることが明らかになっており、これは区の人口の約68人に1人という割合です。また、区内は南北に広く交通移動が困難なエリアもあり、既存の相談拠点まで自力で来所することが困難な家庭も多いことから、移動型の居場所活動を始めることとなりました。



地域を巡る車両「たゆワゴン」とマルシェの展開
プロジェクトでは、「たゆワゴン」と名づけられた車を活用し、地域のさまざまな場所で「しろひげ たゆワゴンの、途中下车マルシェ」を開催します。これまで江戸川区瑞江エリアを中心に行ってきた「ひげぞ~のこころ食堂」などのイベントや不登校の保護者同士の座談会に加え、衣類や日用品を販売するマルシェなどを区内各所で実施する予定です。

活動に必要な人・コト・モノを載せて移動する「たゆワゴン」は、多くの人が気軽に集まれるよう、マルシェの中心的なシンボルとなる車体デザインが施されます。
車両の製作や活動費を募るクラウドファンディング
「たゆワゴン」の製作に向けたクラウドファンディングでは、車両購入や登録諸費用、整備・内装施工費用など活動開始に必要な300万円をファーストゴールとして設定しています。さらに、車両に販売カウンターや照明などを取り付ける本格的な架装を行うため、最終ゴールとして600万円を目指しています。
- 期間:2026年10月19日(月)~2027年1月17日(日)
- 目標金額:300万円(ファーストゴール)/600万円(最終ゴール)
- 使用用途:移動型居場所開催に必要な「たゆワゴン」の準備・イベント運営費・人件費
- 詳細ページ(for Goodサイト):https://for-good.net/project/1003814

団体概要
- 団体名:NPO法人しろひげ・たゆらかファンド
- 所在地:東京都江戸川区南篠崎町2-11-2 ニューサザンクロス1階店舗C
- 理事長:山中 光茂
- 設立:2025年6月
- 事業内容:居場所支援事業
- 公式サイト:https://shirohige-tayuraka.or.jp/
- Instagram:https://www.instagram.com/shirohige_tayuraka_npo/
本記事はNPO法人しろひげ・たゆらかファンドの発表および江戸川区公表の実態調査情報をもとに作成されています。
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