岩田産業とコカ・コーラ ボトラーズジャパンが対談 SDGs実装へ
マリンメッセ福岡A館で2026年9月16日に開催された「2026秋冬フードフェア」において、第3回「岩田産業グループSDGsアイデアコンテスト」が開催されました。高校生、大学生・専門学校生、外食・中食産業の関係者から食や農業、地域課題をテーマにしたアイデアが発表され、9名の審査員による審査が行われました。コンテスト終了後には、審査員を務めたコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社の水野ウィザースプーン希氏と、岩田産業株式會社代表取締役社長の岩田章正氏による対談が実施されました。


発表にとどまらないSDGsコンテストの意義
対談では、SDGsの取り組みを本業や事業戦略と結び付ける重要性について意見が交わされました。岩田氏は、コンテストにおいて「表彰して終わらないこと」を最も重視しているとし、高校や大学の力だけでは形にしにくいアイデアも、企業や生産者、地域が関わることで実現できる可能性があると述べました。
水野氏は、次世代が社会課題を捉えて解決策を発表する場は、学生にとって貴重な学びになるだけでなく、企業側にとっても新たな発想に触れる機会になると指摘しました。サステナビリティは余力で行うものではなく、将来にわたり価値を創出するための基盤であり、経営に関わる重要テーマであるとの見解を示しました。
両社はすでに地域農業を支援する協業を進めています。岩田産業株式會社が展開する農業人材支援サービス「アグリトリオ」の支援自動販売機を共同で設置しており、現在は18台が稼働しています。

この自動販売機では飲料の売上の一部が農業関連の支援に充てられる仕組みとなっており、昨年は4校の農業高校へ各20万円、合計80万円の寄付が行われました。日常的な飲料の購買行動が社会課題の解決につながる点について、関わるすべてのステークホルダーに価値を生み出すモデルであると評価されました。
若者の挑戦を支える新たな自販機の構想
対談の中では、コンテストで生まれたアイデアの実現を後押しする新たな仕組みについても議論が及びました。水野氏からは、受賞したアイデアや社会課題の解決に挑むプロジェクトを応援する自販機を設置し、売上の一部を実証などの活動資金に充てるという構想が挙げられました。

岩田氏もこのアイデアに賛同し、若い世代の挑戦を支援する仕組みがあれば、企画段階にとどまらず実際の行動に移しやすくなると応じました。両社は今後、アイデアの実現に向けて可能性を検討していく考えを示しました。
地域のネットワークでアイデアの実装を目指す
コンテスト内で発表された具体的な提案についても言及されました。九州情報大学から提案された放置竹林の課題解決を目指す「竹チップス」について、岩田氏は飲食店などのネットワークを活用した商品化の可能性に触れました。アイデアを持つ学生とそれを形にできる企業をつなぐ橋渡しとしての役割を担いたいとの意向を示しました。

また、商品の背景にある課題や生産者の思いといったストーリーを伝える重要性についても一致し、単なる食品卸にとどまらず、食を通じて九州を元気にしていきたいと締めくくられました。
発表元の概要
- 会社名:株式会社岩田産業グループホールディングス
- 所在地:福岡県福岡市博多区諸岡3-26-39
- 事業内容:業務用食品卸売事業、酒類卸事業、青果卸事業、外食事業ほか
- URL:https://www.iwatasangyo.co.jp/
本記事は株式会社岩田産業グループホールディングスの発表をもとに作成しています。
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