ボイジャー、電子書籍ツールのNRエディターを刷新 見出しや字下げ設定を拡充
株式会社ボイジャーは、デジタル出版ツール「Romancer(ロマンサー)」で提供しているオンラインエディター「NRエディター」をバージョンアップした。今回の更新では、見出しや字下げなどの設定を充実させ、レイアウト表現の幅を広げている。あわせて、NRエディターの特徴と制作体験を伝えるサイトへのリニューアルも実施された。
NRエディターは、制作経験や表現したいレイアウトに合わせて切り替えられる2つのモードを備えている。「シンプルモード」は電子書籍を初めてつくる人向けに従来のシンプルさを重視し、必要な機能に絞って体裁を整えられる構成となっている。
一方の「こだわりモード」は、レイアウトを細かく調整したい人向けとなっており、選べる見出しの階層が増え、字下げなどの設定を細かく調整できる。さらに、こだわりモードで利用できる新メニュー「ツールボックス」では、段落のスタイル設定や追加をまとめて行い、見出しや字下げを組み合わせて段落の見た目を整えることが可能となっている。




NRエディターは、Webブラウザ上で動作する電子書籍制作用のオンラインエディターである。エディター上で設定したスタイルはそのまま電子書籍(EPUBファイル)に反映されるため、仕上がりを確認しながら制作を進められる。原稿をアップロードして変換し直す手間や、Markdownなどの特別な記法を覚える必要はなく、段落や文字を選んでスタイルを設定する仕組みとなっている。


また、編集作業中であっても縦書きと横書きをリアルタイムで切り替えることができ、文章や画像の見え方を比較しながら作品に適した書き方向を選択できる。

制作マニュアル:https://romancer.voyager.co.jp/manual_nreditorver2_01/
Romancerは、Webブラウザ上で原稿や画像を国際標準の電子書籍ファイル形式「EPUB」に変換するデジタル出版ツールである。ブラウザ上で本を組むNRエディターのほか、手元のWord(docx)、PDF、連番画像からのEPUB変換にも対応している。EPUB仕様策定グループにも参画する同社の知見を反映した出力品質を持ち、個人・法人を問わず累計30万作品を超える電子書籍制作に利用されている(2026年10月現在)。
制作した作品は、自社開発の電子書籍リーダーBinB(ビーインビー)により専用アプリ不要でWebブラウザから閲覧でき、発行された作品URLを共有して読むことができる。
サービス概要は以下の通り。
- 公式サイト:https://romancer.voyager.co.jp/
- 推奨環境:
- ブラウザ:Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safari ※最新バージョン利用推奨
- 対応デバイス:PC推奨
- 料金プラン:
- 無料プラン:無料。NRエディターや原稿アップロードによる作品制作、Web上で本が読める作品URLの発行・閲覧。
- 月額プラン:660円/月(税込)。EPUBファイルのダウンロード、電子納本サポート等。
- 業務用プラン:大容量・商用利用を目的とした事業者向けプランも用意されている。
株式会社ボイジャーについて
東京都渋谷区に拠点を置き、代表取締役社長を鎌田純子が務める株式会社ボイジャーは、1992年に米国ボイジャーとの合弁として創業した(現在は独立企業)。エキスパンドブック、T-Time(ティータイム)、dotBook(ドットブック)の開発元であり、2010年からはインターネットブラウザを基盤とする活動を強化してきた。”Books in Browsers(ウェブブラウザの中の本)”を基準とした電子書籍リーダー BinB(ビーインビー)、デジタル出版ツール Romancer(ロマンサー)、アーカイブ活用ソリューション Gaze-On(ゲイズ・オン)を市場に導入している。
出版フォーマットの世界標準を重視し、IDPF(International Digital Publishing Forum)やW3C(World Wide Web Consortium)に参加するほか、EPUB日本語基準研究グループ(EPUBJP)を推進している。
本記事は株式会社ボイジャーの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



