2027年卒採用の選考終了は42.5%で充足率平均66.1% キャリタス調査
株式会社キャリタス(代表取締役社長:新留正朗、本社:東京都文京区)は、全国の主要企業を対象に実施した採用活動に関する調査結果を発表した。2027年3月卒業予定者の採用選考を「終了した」企業は42.5%にとどまり、5年連続で半数を割り込んでいる。内定者充足率の平均は66.1%となった一方で、7割を超える企業がこれまでの採用活動を「厳しい」と振り返った。
2027年3月卒業予定者の採用動向と業務環境
2027年3月卒業予定者の採用において、選考を「終了した」企業は42.5%となり、5年連続で半数を下回った。内定者充足率の平均は66.1%で前年同期調査より微増となり、「質・量ともに満足」とする企業がやや増えている。ここまでの採用活動の感想については、前年より5.9ポイント減となったものの、7割超が「厳しい」と回答(73.1%)した。
採用実務や職場環境の整備においては、全体の4割以上が新卒業務でAIを活用しており、業務負担の軽減や時間短縮への期待が寄せられている。また、法改正を背景に就活セクハラ防止のための取り組みが進んでおり、「私的な連絡先の交換を禁じる」「夜間の面会禁止」などの施策が多く挙げられた。
2028年3月卒業予定者の採用計画
2028年3月卒業予定者の採用予定数については、「増える見込み」が12.4%となり、「減る」(9.8%)を上回った。採用予算についても増加傾向にある。
採用活動のスケジュールは、年内に面接を開始する企業が全体の半数強を占め、内定出し開始のピークは12月に集中する見込みとなっている。採用において注力したいこととしては、「早期接触学生のフォロー」が最多(49.5%)となり、「大学との関係強化」が次点(46.1%)で続いた。
オープン・カンパニー等も含めたインターンシップ等のプログラム実施状況は、「夏季」74.7%、「秋季」68.6%、「冬季」71.1%となり、いずれもオープン・カンパニーが中心となっている。
夏季実施企業におけるプログラムの満足度は前年よりやや改善したものの、4割強が「想定よりも参加学生少ない」と回答している。

調査概要

- 調査対象:全国の主要企業 16,775社
- 調査時期:2026年9月29日 ~ 10月8日
- 調査方法:インターネット調査法
- 回答社数:1,116社
- 調査機関:株式会社キャリタス/キャリタスリサーチ
- 詳細レポート:https://www.career-tasu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2026/10/202610_kigyochosa.pdf

本記事は株式会社キャリタスの発表をもとに作成。

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