シャープ、4K有機ELテレビ7機種を発売

シャープは、4K有機ELテレビ『AQUOS QD-OLED』と『AQUOS OLED』の計7機種を発売する。『AQUOS QD-OLED』は最新世代の「量子ドット有機ELパネル」を採用。明暗豊かで鮮やかな色を再現している。有機EL発光層の状態や温度分布をリアルタイムに解析し、発光量を緻密に制御することで、輝きが当社従来比約15%向上した。この比較は、当社有機ELテレビ<4T-C65GS1>と<4T-C65FS1>(2023年発売)との比較において行われている。

一方の『AQUOS OLED』には、つややかな黒と輝きの表現を可能にする高輝度「S-Brightパネル」を採用している。また、次世代AIプロセッサーを採用した画像処理エンジンにより、画質と音質を自動調整する。新たに、AIを活用して精細感を高める「AI超解像」機能と、アニメやネット動画などに発生しやすいグラデーションの乱れをなめらかに補正する「アニメ・ネットクリア」機能を開発した。

音質面では、AIが音声信号を解析し、音楽ライブやスポーツ視聴時は臨場感を高め、合間のセリフや解説中は声を明瞭にして聞き取りやすくするなど、シーンに適した調整を自動で行う。音響システムには、画面上下のスピーカーの音を前方に放出する「ARSS+」を全機種に採用。『AQUOS QD-OLED』は、クリアでパワフルな音を再現する「パワーボイススピーカー」を搭載し、100Wの高出力を実現した。

全機種にGoogle TVを搭載し、1万以上のアプリから、40万本を超える映画やテレビ番組などにアクセスできるのも特徴だ。Google TVがさまざまなアプリから好みに合わせたコンテンツをジャンルなどで整理して提案する。リモコンのGoogleアシスタントボタンを押して、映画の検索や音楽の再生などを声で行うことができる。