加賀市の加賀依緑園、陶芸個展や11月の無料開放など多彩なイベントを開催へ
石川県加賀市の文化観光施設「加賀依緑園」で、地元作家による個展や各種企画が開催される。2026年10月21日(水)からは陶芸作家の芝雪氏、11月20日(金)からは陶芸作家の魚津悠氏による個展が順次開かれる予定だ。あわせて11月には、街歩きマルシェに合わせた館内無料開放や特別出店、和装での来館者を対象とした割引企画などが実施される。


芝雪氏と魚津悠氏による陶芸の個展を開催
加賀依緑園では、縁煌株式会社の主催により地元作家による個展が月替わりで開催されている。



2026年10月21日(水)から11月17日(火)までは、石川県金沢市を拠点に活動する陶芸作家・芝雪氏の個展『-あたわり-』が開かれる。能登の風土や民俗、文学、珠洲焼などから着想を得て制作された花器や酒器、器類、茶道具など約100点が展示される。芝雪氏は、遠い昔の珠洲の風景や幼少期の情景、能登半島地震・豪雨による自然の変化などが自身の中で層となり制作していると語り、宿命や天から与えられたものなどを意味する北陸地方の言葉「あたわり」をテーマに据えている。作家在廊予定日は10月24日(土)、25日(日)となっている。



続いて2026年11月20日(金)から12月16日(水)までは、同じく石川県金沢市を拠点とする陶芸作家・魚津悠氏による『魚津 悠 展』が開催される。茶道具や酒器、日常使いの器など約100点が展示される予定だ。魚津氏は、時間の現象や経過、素材そのものが引き起こす動的な自然現象に着目し、その一瞬の変化や過程を「時間の化石」として焼き固めることを目指しているとコメントしている。作家在廊予定日は11月20日(金)、12月16日(水)とされている。
無料開放や出店、きもの週間など11月の催し

11月3日(火・祝)には山中温泉の南町ゆげ街道・山中座周辺で街歩きマルシェ「カランコロン YUGE no ICHI 2026」が開催され、これに合わせて加賀依緑園では当日限定で館内が無料開放される。1階ラウンジでは長谷部神社にゆかりのある御神刀の特別展示、2階では地域の工芸や趣味の作品展示が行われる。また、人気寿司店「金沢まいもん寿司」が特別出店し、10:00よりさば棒寿司(900円)、甘えびの頭の味噌汁(300円)、至福のうな玉巻(1,300円)がいずれも数量限定、税込価格で販売される。
2026年11月15日(日)から21日(土)までは「きもの週間」が設けられ、着物などの和装で来館した場合は入館料が一般600円から300円へと半額になる(11月19日(木)は休館日)。2026年11月21日(土)には「加賀依緑園コンサート」の開催も予定されている。なお、庭園の紅葉は2026年11月中旬から12月上旬にかけて見頃を迎えると予想されている。
歴史的建築を活用した加賀依緑園と運営会社

加賀依緑園は明治時代に建てられた歴史的建築を活用し、2024年4月に文化観光施設として開館した。かつては老舗旅館「よしのや」の別邸として昭和天皇や吉田茂元首相らの賓客を迎えた建物で、2021年からの大規模な修復工事を経て整備された。館内には烏賀陽百合氏が監修した回遊式庭園や、金唐革紙を用いた菊の間・桐の間、井波彫刻が施された御殿(御幸の間)、川端康成の滞在記録が残る花月の棟などがある。
同施設を運営する株式会社リナシェンテ(本社:石川県金沢市八日市3-604、代表取締役:東海林 寿典)は、株式会社エムアンドケイのグループ会社として公共施設の管理・運営やまちなみづくり事業を展開している。
施設の基本情報は以下の通り。
- 施設名:加賀依緑園
- 所在地:石川県加賀市山中温泉南町ロ87-1
- 電話番号:0761-71-2683
- 開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
- 休館日:木曜日(祝日の場合は開館)
- 入場料:一般600円、団体(20名様以上)490円(展示会DM1枚持参で1名入館無料)
- 駐車場:山中温泉菊の湯駐車場、またはこおろぎ橋駐車広場
- 公式サイト:https://kagairyokuen.jp/
本記事は株式会社リナシェンテの発表をもとに作成。
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